初ブルベ逗子200km完走して産まれたての子鹿になる
おっす、おら産まれたての子鹿。初ブルベに挑戦して200km走ってきたよ。この半年、たいして走ってなかったおかげで脚ガクガクだぞ。
そんなわけで、久々の過酷ライド記録だよ。
「ブルベ中の記憶ない」とかいいながらすごく長いレポートになったので暇な人は読んでおくれよな!なお写真撮る余裕がほぼなかったので写真は少なめだよ!
ブルベとは超ロングライドの自転車イベントのこと
ブルベは、長距離を制限時間内に走る一般ボランティアが開催する自転車競技のこと。
コースは事前に決まっていて、途中のチェックポイントを通過しながら進む、言わばウォークラリーの自転車版といったところかな。
距離と制限時間は
200km(13.5時間)
300km(20時間)
400km(27時間)
600km(40時間)
1000km(75時間)
とあって、休憩や睡眠時間も含めて時間内に走破しなければならない。
一年以内に200〜600kmそれぞれ全部達成するとSR(シュペール・ランドヌール)という、めっちゃすごい自転車乗り!の称号がもらえ、さらに条件を重ねると1200kmのPBP(パリ、ブレスト、パリ)というパリ〜ブレストを往復する世界最古の超長距離イベントに出る参加権が得られるらしい。
つまり、ダンジョンをクリアしながらメダルを獲得してレベルの高いダンジョンのクリアを目指すリアルRPGみたいな自転車の競技である。
スポーツ自転車に乗らないような一般的な感覚からすると、その距離やハードさから「おかしいんじゃないの?」と思うかもしれないが、普通にスポーツ自転車乗り視点から見ても凄まじい距離を走ると思う。それがブルベである。
けど、こういうアウトドア系の趣味というのは次第にエクストリームな方向に向かっていくものなので、ロードバイク に乗り始めて一年経ち、特に目指すものがなくなってしまった今、手をつけるタイミング的にはちょうどよかった気もする。
なお、たいして練習もしなかったので雨や機材トラブルが発生したら即リタイアする気満々でいた。
公共のイベントではないので、家を出てからお帰るまでがすべて自己責任。安全に帰宅することが第一なのでリタイア(DNF)の選択も大事な判断のひとつとなる。
このやや冒険めいたところがブルベの特徴でもある。
ブルベ当日:逗子受付〜スタートまで
前日寒波のため朝の気温1度。
ぼっち力が高いので寒い中1人での初参加となった。
自宅茅ヶ崎、スタート地点は逗子の15kmほどだが、寒いので輪行で行くというヘタレっぷりをいきなり発揮。
集合場所の神社に行くと100名近くのライダーがいる。みんなの反射ベストがまぶしい。
どんなピリピリした空気なのかと思っていたが、意外にもゆるい。
富士ヒルの時はもっとキリキリしてたように思うが、知り合い同士が多いのか「和気藹々」といった雰囲気だ。
そんな中1人で緊張していると、キャンプでお世話になったSRのT橋さん、運営会長のT中さんがいたので声を掛ける。
T中さん「お、初ブルベだね!これは難易度1だから大丈夫だよ。完走率も高いし」
若干プレッシャーも感じたが、知っている人と話せて緊張がほぐれる。
T橋さん「折り返し地点から少し行けば吉野家があるから、お昼そこで食べたら身体温まるよ」
いつも超絶優しいT橋さん、菩薩かな。後光が差して見えるよ(ちょうど日の出だし)。
T橋さん「受付済んだら、あとは食べる、走る、それだけだよ!」ピカー(朝日)
そうやそうや。何でもブルベで走れなくなるのは大体エネルギー切れらしい。食べられる間は走れるはずよ。
車体のチェックを受けて慌ただしくGPSセットして、あれよあれよという間にスタートを切る。
ちなみにブルベのベストは普通にAmazonで買いました。
逗子〜PC150km地点:走り慣れた道R134号
左手は朝日に染まる海岸線、正面に時々現れる富士山。R134は何度走っても飽きない道なんだよねー。
途中、後発から何人かに抜かれる。みんなビュンビュン飛ばして行く。興奮していて少し空気に飲まれていたかもしれない。
自分にしては前半ハイペースだったが、これが後々とんでもなく負担になって襲ってくることをこの時はまだ知らない。
それはそうと、手足が寒い。というか冷たすぎて痛い。足の感覚が既にない。太陽はよ。
同じペースの人いない問題
「同じくらいのペースの人がいればいっしょに走るといいよ」
事前にそうアドバイスを受けていたが、同じペースの人、いない。
抜いていった人はめっちゃ速いし、後続も見当たらない。
…まあ、ブルベは基本1人で何とかするルールだし、いいや。そんなものそんなもの。
と思いつつも1人は心細い。
遠足の日にランドセルではなくリュックサックを背負って学校に向かうものの、同級生に誰も合わなくて「あれ、今日本当に遠足だよね?」と思う不安のアレに似ている。
あのスタート地点の出来事は幻だったのか…。
PC1:50km地点 西湘コンビニ到着
などと考えているうちにPC1到着。ブルベライダーがワラワラいた。幻ではなかったので残り150kmはやはり走らないといけない。
さて、ここでがっつり補給や!あとトイレ!とコンビニに駆け込むと思わぬ事態が!
ぎゃー!トイレ並んでる!
減っていく補給の時間。焦る自分。
トイレを済ませてパスタを買っているとしんがり隊が到着していた。
T中会長「ゆっくりしてたらダメだよ!」
ヒェー、と慌ててパスタを食い、再出発の準備をする。ここで糖分補給をすればよかったが、なんせ時間がなかった。
うーん、休憩もシビア。これまでのライドでこんなに休憩しない経験は初めてだ。
50〜100km熱海・伊豆のアップダウンコースで一気に消耗
コンビニを出る前に、女性SRのHさんに「あの人たち優しいから付いていくといいよ」とグループを教えてもらうも、付いていこうとしても一瞬で千切られてしまうww
無理しても死期が早くなるだけだ。マイペースを意識しよう…。
GPSがおかしい
それはそうと、新しく導入したwahooのサイコン表示が所々おかしい。
ナビというナビは特になく、地図からも大幅にずれるときがある。誤差かな?
いやこれはまさか…コース復路を表示しているのでは…。
そう思いつつも大まかに道は分かるし、まあ一旦このままでいこう…。
と思っていたら2回ほど道を間違えてタイムロス。
あとで分かったが、やはり復路を入れていた。正常に表示していればポイントごとに案内が出るはずだったので、前半は特に何も案内をしない地図を眺めていたことになる。
エネルギーが足りなくて意識混濁
75km目くらいから、疲れがドッと襲ってくる。
肩と腕と首がだるい。体幹が終わった証拠だ。
そうすると膝に来るのが自分の傾向だが、スガさんから受けた講習内容を思い出しつつフォームを変えながら膝にかかる力を逃す。膝だけは死守しないといけない。
…視野が狭くなってきた気がする。糖分が足りてない。
そうこうしてるうちに熱海の海岸線沿いの長〜い登りと長ーい下りがやってくる。
つら…。
長ーい下りからはキラキラと輝く太平洋が一望できて絶景のはずだが、私の頭の中は感動よりも先に
「帰りはこれを登るのか…」
という軽い絶望が先に来てしまう。
なぜ温泉地でこんな苦しいことをしているのだろうか。おんせんはいりたい。
↑唯一撮った熱海の海。撮影ポイントを選ぶ余裕がなかったので普通の路上から。
それでも景色が良いというのは苦しいライドで救いになる。なんの変哲のない景色だと精神が先にやられてしまう。
すでに折り返しに入ったライダーとも数人すれ違う。速すぎる、バケモノか。
「おれ、この戦いが終わったらブロンプトンで熱海の温泉に入りにいくんだ…母も連れて。」
川奈のクソ坂、許せない
熱海の坂はまだ序の口だった。
意識朦朧としながらペダルを回し続け、折り返し近くの10kmに入った途端、斜度10%近くの坂が連なる峠道が出現。
Ks坂ーーーー!
キコは激怒した。かの乳酸生成を活性化させるks坂を除かねばならぬと決意した。キコは地理がわからぬ。キコは平坦民の生まれである。スプラトゥーンをし、犬と遊んで暮らして来た。けれども、ks坂については人一倍敏感であった。
生まれ変わったら坂のくぼみを埋める平坦職人になるというかつての決意をあらたにする。
それ以外の大半の時間は意識不明で、無の世界にいた。
昼飯、昼飯を早く食いたい。その希望のみを抱いて坂に耐えた。
そしてようやくPC2のスーパーに到着。
死ぬほど疲れた。天に召されてしまいそうだ。
PC2:100km地点のスーパー、炭水化物売り切れ
昼飯をモチベに走って来たが、到着が遅いせいでオニギリも弁当も売り切れ。
パンはあるが、ちがうそうじゃない。飯っぽいものが食べたい。ご飯が食べたいのよわたし!
本当に泣きたかった。DNFしそうになった。食べないともう走れない。
と、ここで別のライダーがカップ麺にお湯を注いでいるのを目撃する。そうだカップ麺でしのごう!
カップ麺大とどら焼き大を買い、近くの神社で貪り食う。
カップ麺を食いながら、復路のコンビニでもう一度飯を買おうと決意する。
100〜150km復路 疲れすぎて記憶喪失
往路は来た道の坂の登り返しコースだが、まじで全く記憶がない。
完全に無だった。
あれ信号全部青だったかな?ってくらい止まった記憶もない。
脳がやばさを感じて無に切り替えたのかもしれない。
途中、コンビニに寄ってオニギリとプリンを買う。これまで生きてきた中で1番うまいプリンだった…。
復路は交通量の多い真鶴街道を避けたコースだが、クルマが少ないのは良いが、ここも坂道。ギアが足りない。蓄積された乳酸のせいで瞬時にギアが売り切れる。
AJ会長、SRのHさんなどスタッフさん達と途中で一旦合流するも、やはりあっという間に千切られるw 後ろから来た女性ライダー達がお喋りをしながら楽しそうに登っている。
みんな元気だ…私は滅びそうだよ…。滅びの日は近い。
顔以外の身体全てが痛い。
GPS、サイコンの電池死亡
と、ここで、wahooのGPSが突然眠り始めた。
「ばかっ!ここで眠ると死ぬぞ(私が)」
何かセッティングの問題かと思いいじり倒してみるが、何度起動しても眠りに入ってしまう。
必要最低限の機能に特化したwahooは何の告知もなく、本来の機能を発揮し切ることなく(私のせいで)永遠の眠りに入ってしまった。
…帰路はなんとなく道わかるからいいけど…。
と、しばらくしてガーミンも
「お腹減ったし眠い」
とバッテリー不足によるスリープアラートを発し始める。
「ガーミンよ、お前もか…。いいよ、お眠り…あとは私がなんとかする(しかない)から」
そしてガーミンは深い眠りについた(170kmまではスリープモードで記録されていた)。
13時間はもつだろうと思っていたサイコン、両者死亡。充電の準備はない。サイコン頼りだったのでコマ図ももちろん作っていない。キューシートはあるけど、そんなん見てる余裕なんてもちろんない。
腕の心拍計だけが動いている。
以降文明の機器によるサポートなしで走ることになる。
我の唯一の相棒たちが…いよいよ孤独だ。
だいたい道は分かると言いながら2回ほど分岐点を間違えて戻る。この疲労でこのミスは本当にきつい。
PC3 150km〜ラスト
↑PC3の証明となる駅の写真。
日が落ちてきて寒くなってきた。
行きの足の冷たさから帰りもきっと足は冷たい。コンビニの袋を足に突っ込み突貫の防寒対策をする。まさかこれをやる日が来るとは思わなかったが、効果は抜群だ。
↑帰って靴を脱いだ時の写真。
小田原に入ったあたりから、知っている道に入り、いよいよゴール間近の終盤に。完走できそうだ。
人間とは不思議なもので、そんな精神状態が影響してか、そこから急にふっと体が軽くなる。
R134号、残り30km地点で仲間の温もりを知る
平塚に入り日常的に走っている道にたどりついた。
と、ここでようやく同じペースの男性がつかまる。
信号に止まるたびに
「疲れましたね」と会話をする。
あったけぇ…人間との交流、あったけぇよ…。
茅ヶ崎に入り、ある意味最大の難所である「自宅峠」を迎えた。
キコ「わたし、家が茅ヶ崎なんですよね、クポゥ(寒くて普通に笑えない」
男性「ほんと?僕、藤沢w」
キコ「www」
こうして2人で自宅峠を無事乗り切る。1人だとそのまま自宅方面に吸い込まれていたかもしれない。危なかった。
逗子200kmゴール・認定
ほぼ一人で走り、一人仲間ができ、最後は10人近くのライダー集団となる様は、さながら総力戦のようだった。
人が増えただけで、総力戦並みの感動が得られてしまうとは。
目の前にでっかいスクリーンが広がり、味方全員でフィナーレに向かう。
…そんな妄想が見えるほど疲れ、そして一人で勝手に感動していた。こ、これがブルベの醍醐味か!
心身の限界を迎え、感動の敷居は限りなく低くなっている。
街の明かりも、人々の姿も、賑わいも、何もかもがうれしかった。
ゴール地点のマクドナルドに到着
最後のPCとなるマクドナルド前広場で、前を走っていた女性ライダー達に元気よく声をかけてるいる女性がいる。
「初ブルベ完走おめでとう〜」
この女性たちも初完走だったのか、よかった。賑わう声で「ああ日常に戻ってきたんだ」と思った。そしてもう走らなくて済む…。
男性「こっちの方も初完走だよ!ようこそ!変態の世界へ!!」
わい「!!?」
すかさず一緒に走ってくれた男性が声をあげる。そして続いて周りのみんなから祝福の声があがる。
「ほんとですか!おめでとうございます!!」
「おめでとうー」
「おめでとう!」
その時の私のスクリーン。感動のフィナーレ↓
「あ、もしかしてキコさんですか?私、虫です!」
自分のことのように喜んでくれる目の前の女性は、なんと私がブルベに興味を持ったきっかけでもあるブログ「坂はクソ!!!!」のブログ主、虫さんであった。
ロードに乗り始めてあまりにも坂が登れなかった時、「坂はクソ」と言いながらもブルベでいくつも峠を越えていく女性がいると知り、頑張るきっかけになった。坂が得意でなくてもロードに乗ってていいんだ!と思った。
このブログがなければ、ブルベに出ようとも思わず、ヒルクライムも幾度かで諦めて、ロードで走ることすらも辞めていたかもしれない。
あまり話せなかったが、 最後のPCとなるマクドナルドで買い物を済ませ、震える足を持ち上げながら二階に上がり認定を済ませる。
そして、Hさんにすすめられるがままにブルベを日本に持ち込み、浸透させてきたという伝説の女性、井出マヤさんと一緒に写真を撮った。
マヤさんは女性のブルベライダーを増やす活動にも励んでいらして、私の初参加とともに初完走を特に喜んでくれた。
「あなた、走れそうな身体つきしてるわね!」
実際はまったく走れないだけに少し恥ずかしくもあるが、マヤさんに言われると「こんな自分でももっと走れるようになるかも?もっと走れるようになりたいな」という希望とやる気が不思議と湧いてくる。
AJ会長とも雑談を交わし「フレッシュ出たら?」などとまた更なる頭のおかしなイベントに勧誘される。
そしてニヤニヤしながら完走報告しているところを隠し撮りされる。
さて、メダルももらったし帰宅するか(輪行で)、と階段を降りるところで、ふと足を止めた。虫さんともっと話しておきたい!
いや、お友達と話してるし、またの機会があればでいいかな…、と階段を再び降りたが、いやいやいや!今年はやりたいことは全部やると決めたではないか。やりたいことをやれたならその感謝の気持ちを伝えずにどうするのか!
人見知り癖を振り切って再び戻り、虫さんに感謝の気持ちを伝える。
虫さんはとても明るくて気さくで、「ブルベが楽しいのは、ここにいる仲間のおかげです」と、とても謙虚な方で、次は定峰200がオススメだと教えてくれた。
走っている時は「もう2度とやらない」「200以上とか絶対無理」と思っていたのに、ゴールして色んな人達と話していると
「あー楽しかったなぁ、また出たいなぁ」なんて思い始めてしまう。ブルベ、不思議だ。
ブルベの人達は、とても親切で優しい。
勝ち負けがない世界だからなのか、エクストリーム長距離を走るような人々は細かいことは気にしなくなるのか、徳の高い人が多かった。(なお収入層も高めである)
そんなこんなで、初ブルベはたくさんの課題を残しつつもとても良い経験となった。
次の日はまともに歩けず、 初めてロードに乗って140km走った時以上の筋肉痛に襲われたが、富士ヒルの時のような燃え尽き感もなく、もっと走りこまねば!とロードに対する意欲も高まったのであった。
ブルベの名著↓
2017年ロードバイク1年目の初心者が買ってよかったもの11
ロードバイクに乗り始めて1年経ってしまった。
富士ヒルに出て燃え尽き、仕事を辞め、自転車に乗りたくて湘南に引っ越し…という激動の年だったように思う。いまは自転車に関わる仕事もちょっとだけしているし、自転車乗りの知り合いも増えた。
最初の頃ほど死に物狂いで走っているわけではないが、とても良い1年だったように思う。そんなわけで、今年買ってよかった自転車関連のものを取り上げてみる。
去年のエントリーはこちら。めちゃ初々しいよ。
折りたたみ自転車「ブロンプトン」
いきなり3台目の自転車の登場だよ。
ミニベロ、ロードバイクに加えて、折りたたみ自転車も買ってしまった。しかも憧れのブロンプトン。
納車したてでいまウキウキだよ。
ほら、かわいい。
湘南に引っ越してから、週1で都内に出ないといけなくて、乗り換えの煩わしさを解消するために折りたたみ自転車が欲しくなってしまった。
DAHONやcarry meなど候補に入れつつも、折りたたみ機能の優秀さ、折りたたみ時のコンパクトさ、見た目のカッコよさでブロンプトンに決定。
納車2週間くらいだけど、輪行アンドゆるぽた最強の自転車だと思う。
評判どおり、折りたたんだ時にスーツケース大になるのはありがたい。今年はロードバイク輪行の風当たりが強いように感じたが、自転車はやはり他の人にとっては邪魔だし、自分達もできれば電車に持ち込みたくない。
ただ、ブロンプトンであれば一見自転車だとは分かりにくいほどの大きさになる。
そして、折りたたみやすい。畳むのも広げるのも1分。輪行袋に入れるのも手間取らない。
輪行に関するあらゆる工夫が細部までほどこされているし、専用バッグも超おしゃれ。専用パーツもたくさんあってカスタムの可能性も無限大。
所有する楽しさを最大限に味あわせてくれる自転車だと思う。
走行性能はやはりBD-1とかあのへんの本気走り対応の折りたたみ自転車には負けるが、普段数キロ走る分には十分だと思うし、街を走る整備されてないクロスバイクやシティサイクルよりはもちろんよく走る。
重鎮ブルベライダーは「ブロンプトンでも100km余裕で走れるよ」と、かつてロードバイクで聞いたことがあるようなことを言っていたけれど、走れるだろうけど余裕ってことはないと思う…。
折りたたみ自転車、とてもよい。来年はこれで旅行に行きたい。
コンデジRX100M3
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
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いまやiPhoneXなどスマホでも驚くほどの画質なんだけど、自転車に乗っているとスマホの取り出しがめんどくさい。
そして落とす(2台割った)。
そんな理由で買ったコンデジだったけど、カメラのセッティングに時間がかからないというのは思っていたよりも快適でストレスが減った。
一眼が欲しい時期もあったが、私の体力で一眼をかついで走るのはリスキーなので、これで丁度良かった。
グルメや人、近くの風景を撮るのには十分だが、絶景を撮るにははやり足りないかなと思うこともある。
オルトリーブ サドルバッグM
余計なものを持たない、基本引き算の考え方であるロードバイクだが、サドルバッグに関しては大は小を兼ねておいた方が良いと思った。
一年通して分かったが、ロードバイクは夏も冬もたいして荷物の量がかわらない。
冬は防寒具でかさばるし、夏は熱中症対策で小物が多くなる。
そんなとき「オラヨット」となんでも放り込める容量のあるサドルバッグは本当に便利だった。
あと、1泊程度の自転車旅行やイベントでは本当に活躍した。
すぐに持ち出す可能性が多いものはサドルバッグに、宿泊時や移動時にしか使わない物はバックパックに荷物を分けておくとよい。
夏場はボトルケージが2つとも埋まってしまいかさばりがちな輪行袋の行き場に困っていたが、輪行袋が入れられる大きさというのもよい。
モンベル フロントバッグ
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サドルバッグほど活躍の場はないが、これも旅行や特別なロングライド時は活躍した。
サイクリング中に物をサドルバッグから出し入れするために立ち止まるのは何気にストレスだったりする。
フロントバッグは、補給食やカメラ、鍵など頻繁に出し入れするときに乗りながら「ひょい」とすぐに取り出せるのが良い。ゴミもこの中に入れる。見た目より大容量で、着替えなんかも入る。
シートポストバッグも買ってはいたが、膝に当たるのがストレスでやめてしまった。本当は良いシートポストバッグが欲しい。
輪行袋 モンベルコンパクトリンコウバッグ
[モンベル] mont-bell コンパクトリンコウバッグ 1130424 GRPH (GRPH)
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最初に買った輪行袋は「オーストリッチ」だったが、意外と大きく、小さくたたむのが大変だった。一度、畳みきれていない大きさでボトルケージに収納していたら、輪行袋の落下とともにタイヤに挟まって落車してしまった。
以来、この輪行バッグを使っている。
「オーストリッチ」よりも一回り小さく、エンド金具なしでも使える。つまり荷物が減る。
巾着型の被せる袋なので、持ち方やしまい方によっては、ハンドルが袋から飛び出してしまうこともあるので、取り扱いには注意が必要。
あと、ホイールのクランクキャップなど付属品が輪行中に落下すると回収に困難を極める。実際慣れない時に二回落として駅のホームまで探しに出たことがあるが、みつかなければそこで試合終了になるのでキャップやネジ系はきっちり締めてから使うべし。
引っ越してから輪行することも激減してしまったが、ロングライド時などいざという時のためにやはり持っておきたい。
Raphaジャケット
一時期raphaがものすごく欲しくて買い漁っていた。見た目もいいが、やはり機能性を犠牲にしていないところがよい。
このジャケットは「寒くない、そして暑くない」。ウィンドブレーカーだと「寒いと思っていたのに、気がつけば汗で蒸れてビショビショになっていた」ということがあったが、このジャケットにはそれがない。
明らかに暑すぎる時はのぞくが、5度前後の気温調節機能はとても優れていると思う。
新作の方が背中に熱を逃がすメッシュ折りになっているので、そっちの方が機能性はいいかも。欲を言えばポケットが欲しい。
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冬の手汗冷え問題に悩んでいたが、これでほぼ解決した。
冬は走り始めると気温によっては体が温まる15分〜手汗をかきはじめる。ここで放置すると後々の休憩後に手の汗冷えで恐ろしいことが起こってしまう・・・のは昨年経験したので、冬はいかなる箇所をも汗対策したほうがよいと思った。
詳細は過去エントリーでも書いた通り。手汗をかいていてもなぜかべったりしない、サラサラ状態が続く。この機能性、科学の力の勝利を感じざるを得ない。
vivosmart HJ
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ガーミン820jを買うとともに、心拍の乳バンドが嫌で心拍計代わりに買った。
電池の持ちもよく、心拍転送モードにしていなければ1週間ほどはもつ。
心拍転送モードにしていても1日はちゃんともつ。
とはいえ、心拍をもとにした走りなんて大したしていないので、どちらかというと1日の運動量を図る目安として機能している部分が大きい。
一時期減量に燃えていたので、どれくらい歩いたか、消費カロリーはどれくらいかが把握できて自己管理に役立った。
普段腕時計をしないが、時間ももちろん見られるので、時計としても便利だった。
【冬用】 パールイズミ サイクルタイツ クイックビブ付ロングタイツ
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ビブタイツというと「トイレの時に全脱ぎしないといけなくて不便」というのがあるが、これは上下の取り外しが可能なセパレートタイプで、そういった不便さがない。
さらに、裏起毛で表は防風機能付き。上半身も裏起毛なので、とても暖かかった。ただ、極寒用、ガチ冬装備としてしか使ったことがないので、5〜10度くらいの気温で使うとどうなんだろう、というのはある。
国産メーカーの「パールイズミ」だけあって、フィット感、サイズともに申し分なく、こういうところも快適だった。海外ウェアは裾の長さが合わなかったり、日本の気候とは微妙に対応機能が違ったりすることがあるので・・・。
【夏用】パールイズミ コールドブラックUVタイツ
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冬タイツがよかったので、夏もパールイズミも購入したが、これもとてもよかった。
真夏日に普通に履いていると恩恵を感じづらいが、水をかぶったり、少し涼しい場所にいくと下半身がびっくりくらい冷たく感じる。
夏はこれ1枚で乗り切ったが、パットの形が合わない疑惑がちょっとある。サドルかえて解決するなら、来年も使いたい。
アソスのビブもいいと噂なので使ってみたい。
日焼け止め:Wako's「トップアスリート サンプロテクトファイター」
詳細は過去エントリに書いたとおりだが、耐水性は間違いなく過去最強クラス。
ところで夏場って、汗(というか塩)と砂埃とで顔がザラザラになってしまうので、塗り直しがめんどくさくさい。
美白!絶対焼きたくない!とかにこだわりはないが、夏場の太陽は疲れやコンディションに影響するので日焼け止めはやはりあった方がいいと思う。
買ってないけど一番よかったのは「カーボンホイール」
神様がくれたカーボンホイール、メーカーもわからないけど、ショップでは「よく回るいいホイール」と評判もよく、何より軽いのでとても恩恵を受けている。
やはり足回りは影響が大きく、登りの苦痛が激減した。アップダウンの道であれば楽しく登れる時も出てきたのは自分的に大きな変化だと思う。
何よりディープリムホイールは見た目がかっこよく「なんとなく走れそうな人」に見える(実際は置いておいて)。
神カラーの赤青タイヤも、最初は合わないかと思ったが、没個性になりがちなビアンキに華をそえてくれている。とりあえずかぶっているのを見たことがないのでとても気に入るようになった。
クリンチャーのパンク経験がないままチューブラーになり、やはり今もパンクはしてない。
ただやはりネタには弱いので来年はゾンダでも買おうかなー。
自転車の楽しさは非日常にある。自転車キャンプ初体験
ブルベ伊豆200kmでることになった。
で、その湘南ブルベ主催してる方々から「キャンプやってるからおいでよ」とお誘いをいただき、初めての自転車キャンプを体験することになった。
といっても、私の家から近所なうえに、キャンプ用品は何も持っていないのて、立ち寄っただけ。
顔だしただけ。
のはずなんだけど、16時から21時くらいまでひたすら飯を食うだけの仕事をすることに(また食うネタだよ)。
柳島キャンプ場に向かう
人をダメにする海岸。
私が勝手にそう呼んでいるだけだが、湘南海岸のゆるさは、労働意欲を全て奪い取って行く。
遊びに来た自転車乗りをここに連れてくると、大抵こういう。
「うわー、明日から働きたくねー、東京戻りたくねー」
夕焼けの湘南海岸も最高だった。
かっこいい自転車を撮ろうとしてかっこ悪くなるローディーの姿。
自転車キャンプはじまる
海岸からぐるっと回って、柳島キャンプ場に到着。
それっぽい自転車と、今夜の宿らしきものを発見。目標は近いぞ。
と、その前に自転車をチェック。
荷物を積んだバイクパッキング状態を見たかったけど既に荷物は下ろした後だった。
これは、ブルベのおにぎりというやつでは。初めてみた。
キャンプでカレーを作ってはいけない
私のようなキャンプ初心者だと、キャンプの食事の定番はカレーになる。
が、百戦錬磨の猛者からするとカレーはタブーらしい。
理由は、
・カレーを作ると、片付けが大変で調理器具を使い回せない
・カレーだけでお腹いっぱいになってしまう
・夜ほかにする事がなくなる
かららしい。
たしかに…。
自転車クッキングコース始まる
すでに調理を始めていた皆様と合流。今日は我々以外全員ブルベライダーよ。
さあ、食べよ食べよと席につくも、自分のお箸とか持ってきてなかた借りることに。そうだ、キャンプなんだから何でもあるわけじゃないんだった!
しらすとキャベツのサラダ。これ激ウマ!
twで見たメニューをアレンジして作ったらしい。キャベツに熱湯かけて、オリーブオイルと味の素少々、しらす加えて完成の簡単料理らしい。
ほんとはごま油でもいいらしい。
豚肉スペアリブが炭火で焼けていく〜。これも味付けしっかりされててめちゃうまい。あと、火が暖かい。
日が暮れてから冷え込みが厳しくなってきた。
女性ブルベライダーのピナレロ。
さーまだまだ料理は続くぞ。私は食うだけだが。次はレンコンのチーズ焼きだ!
のせろー!やけー!チーズ焦げ目が香ばしくてうめー!
次も謎のイタリアのチーズだー!
しいたけを焼くぞー。
チーズ乗っけて炭火で焼くぞー。かーっ、焼きしいたけチーズうんめえ。
次はチーズそのものを焼くぞー。焼きチーズかー?蓋をするとー?
なんかおもてたんとちゃうものきたw
「焼きすぎちゃったね」なんていいながら、もうこのまま焼いて一枚にしちゃおうぜ、なんつって。
チーズのチーズ焼き!あっさりチーズが香ばしチーズになったー。
次は雑魚とチーズ混ぜて焼いたやつ。カリカリパリパリで楽しい!
チーズ峠はひと段落ついたかな。それはそうと6人くらい来るはずが集まったの3人だったからめちゃんこ歓迎された。こんだけ作るものあればそりゃ消費しないとだしね!
まだまだ続くキャンプ料理。
牡蠣とあさりのアヒージョ。しょっぱくてうまー。
やっとこさ私に仕事が回ってきた。
ししゃもを焼く係である。あみにひっついて卵が産卵されていく。
この辺りになると、「いかに持ってきた食材を早く使うか」の戦いになってくる。なんせみんなは自転車に積んできているから、帰りの荷物は減らしたい。誰が早く調理を完成させるかのポジション取りになってきた。
そういうわけで、普通の牡蠣の蒸し焼きに大量の白菜が投入される。
さらに、全員に「満腹」という気配が見えてきた。みんなにこやかだが、とにかく食材使い切りたいという静かな気迫が感じられる。
もちろん私はすでに満腹である。
先に食材を使い切ったT中さんに対し、T橋さんは強硬手段にでた。
「全部載せじゃー!!!」
全部載せ鍋が完成した。
女性ライダーは「わーいい匂い、おいしそー」というものの、箸を一切つけなかった。
こうして、夜は更け、私は近所なのでそのまま帰宅。みんなはテント泊。
ちなみに、余った食材をいくつかいただいた。モヤシ、オリーブオイル、などなど。
これだけたくさん食べても、さすが自転車乗り。肉、海鮮、野菜メインの料理ばかりの高タンパク低カロリーのメニューであった。
学生の時なんかはキャンプなんて大嫌いだったし、少し前まで「キャンプなんてなんで不便で綺麗でもないとこでワザワザ飯食わないといけないの?」なんて思っていたのに、今はこういうのが楽しい。
不便だから工夫する、限られたもので快適に過ごすために考える。失敗もするけど、次はこうすればいいかも?と解決手段を考える。答えがない冒険のようで、自転車の楽しさもこれと似ている。
大人になって、金さえ出せば何でも手に入るようになった今だからこそ、揺り返しのようなものが来ているのかも。
旅行は日常から離れるから癒しになるが、旅行しなくても自転車やちょっとしたギアがあれば一日非日常体験が作れてしまうなーなんて思った。
大人になってこういう趣味に出会えて本当にラッキーだな!
【プロ指導】サドルと膝の痛みを解決しようとしたら原因はサドルじゃなかった話
サドルを戻したり、高さや前後位置をいじったりしているうちに、もはや何がなんだかわからなくなってしまった。
相変わらず乗ると痛いし、何だか足の力が逃げているような気がする。もうどうすれば良いかわからないよパトラッシュ。
そんな困ったちゃんな私に、プロチームの監督をしている管さんという方がフィッティングと相談に乗ってくれることになった。
バイシクルクラブのフィッティング特集によく登場した、表紙にもなっている、プロチーム監督兼、カメラマン兼、ライター兼、モデル。しかもスペイン語ペラペラでしかも写真のとおり超イケメン。
天は…何物を与えてしまったんだ…。
ところで、私はフィッティングというからには足の長さやら角度やら色々測って、あれこれチマチマ調整するもんだと思っていた。
ところが今回、何の計測もせず、私の走りの悩みと課題とその原因の大半がわかってしまったのである。
管さん「まず、何を目指していますか?それで変わります。レース?巡航速度2kmあげたい?」
何を目指しているか。うーん、目の前では、尻と膝が痛くならない走りをしたい!レースは出ない!
と、お伝えすると、基礎の基礎を知っておく必要があるという。それを知っておかないと、自分で改善できないから、と。ペダリングと全身の筋肉の理屈を教えてもらう。
ペダリングは大きく2種類あるよという図解を描いてもらう。
そして足の話、と思いきや、大事なのは上半身だよ!というところに行き着いた。
「膝の痛み」を感じたら脱初心者のチャンス!?ハンドルの握り方で変わるフォーム改善 | FRAME : フレイム
と、前置きが長くなったけど、講習内容があまりにも斬新だったので一部内容をFRAMEさんで記事を書いたよ。
ざっくりいうと、尻と膝が痛い原因は姿勢でハンドル押しすぎでした、あと腹筋足りないねがんばろ!ということ。
なお、この後管さんと一緒にツーショット撮ったけど、わたしの顔があまりにでれでれしててヤバかった…。
「次はバランス講習うけてね」と言われてるので、受けちゃうかも。レポートは気が向いたらまた!
クロスバイクでパン屋6件を巡る「ツール・ド・ブーランジェリー」に参加してきた
最近食べてばっかりだけど、今回もパンを食べるライドだよ!
イベント「ツール・ド・ブーランジェリー」の運営で参加してきたよ!
一般女性にスポーツバイクに乗るきっかけを作るにはどうしたら…?ポタリングがいいんじゃない?っていうところから始まった企画らしく、都内の人気パン屋を6軒巡ることに。
距離は10km。
AM7:00に集合してスポーツバイク講習
参加者にそれぞれ自転車を手配して、メカニック石橋さんとプロチーム監督の管さんが、 乗り方をレクチャー。
なお、私にもクロスバイクが手配されていた!わーいスペシャのクロスバイクだ〜。クロスバイク乗るの初めて〜。
わい「あ、ディスクブレーキのクロスがある!乗りたい」
スタッフ「あれは違う人が乗るのでだめです」
わい「はい」
石橋さん「大きくまたぐのは大変なので、乗るときは自転車を斜めにしてくださいね」
わい「へ〜、知らなかった…ロード乗る時よいこらせーって大股開いて乗ってた」
スタッフ「まじで!?」
わい「えっ、うん。だってそんなの教えてくれないでしょ…」
そんなこんなで、我々Aチームは早速出発だー!私は殿と、次のBチームとの間隔調整役だよ。まさか運営で入ると思ってなかったからコース試走してないんだよな〜、ドキドキしちゃうな!
1軒目 三宿「ブーランジェリーボネダンヌ」
10分くらいで着いた!パンガイドさんがパンの解説をしてくれる。もうみんなわっくわくだね。
店内もかわいいな!
ドライフルーツ好きとしてはチョコとフルートのクリームサンドを選ぶしかない。
あとお腹ペコペコだから朝ごはんにクロムムッシュもね。
このクロムムッシュ、チーズたっぷり、中にジューシーなベーコンでむちゃうまかった…。なお、誘導の時間でゆっくり食べられなかったので、止まったスキに食べていた。
2軒目 レサンクサンス
はい、2軒目もすぐ到着〜。私は後発B班に追いつかれてやや焦っていた。
ここは食パンが美味しいらしいんだけど、予約しないとダメらしく断念。あーここのパンもどれも美味しそうすぎる。
またしてもドライフルーツ入りのパンを買ってしまう私。ずっしり、ぎっしりのドライフルーツ系(特にレーズン入り)が好きなんだよ…。
スコーンも菓子パンも気になるが、まだ4軒残っているし。また来よう…。
3軒目 スドウ
超人気店のスドウ。前回は満員で入れなかったらしいが、今回はギリ並べばいけるかも?ということで続々と並ぶ。
私は後続との調整があったから買えなかったけど…。
このあんぱん食べたかったよおおおお!
また…絶対くるから…。
なお、今回自転車を提供してもらったGIANTの社員の方も自前のMTBで参加。しかもライドのサポートまでしてくれた(お客様なのに…)。
しかも、あとでMTBも試乗させてもらった…。
「弊社のサドルいいのでてますよ」
4軒目 グリオット
次は、以前も訪れたグリオット。今回はここの地下のカフェでお茶休憩よ〜。
ここは自然光が入るからパンが写真映えして美しいね。
今日はチョコチップぎっしりのグリオットにしましょう。
カフェタイムでゆっくり〜といいたいところだけど、自転車の見張りがあるからちょっとかじってポケットにINしてすぐに出てしまった。
カフェから上がったら、またパンが追加されていた。うーん、惣菜パンもおいしそう。
5軒目 トシオークーデュパン
バゲットで有名なトシオさん。
5件目ともなると、甘いパンか惣菜パンか本気で悩む。
店員さんのおすすめですよ、の一言で、でっかいベーコンが入ったバゲットサンドイッチに決定。やっぱりここのバゲットはうまい。
6軒目 クピド
ここは店内撮影禁止、ということで外観だけ。最後のお店ということで、後続と撤収スタッフと連絡を取り合うため購入は断念…しようと思ってたんだけど。
ガイドの「ここのマロンブレッドが本当においしくて!」「ここはどのパンもとっても美味しいんですけどね!」の一言でもうだめ。
ハニー&チーズのパン。はっきりいって圧勝。これまで食べたパンの中で一番うまかったかもしれない…。めちゃくちゃ美味しい。
フランポワーズも帰ってから食べたけど、めちゃくちゃうまかった…。なんだこれ、パンってこんなに美味しいの。美味しいんだけど、想像を絶するうまさ。
あまりにも「う、うまい!めちゃくちゃうまい!!」と言いすぎて、すでに移動したあとだったのにGIANTの人が「やっぱ買ってくる」と戻ってしまったw
ラストはONIBUSコーヒーでカフェタイム
最後はONIBUSコーヒーで集合して解散!このコーヒー屋さんの雰囲気も素敵や。
常連のお客さんが長次郎くん(犬)を連れてやってきたので、もふもふ。
わい「あら〜オシャレでちゅねー、よしよし、あ〜かわいいねえ、そうなのそうなの(1オクターブ高い声)」
と、いつも犬を構っている口調でもっふもっふしていると、連絡用BONX(トランシーバーみたいなやつ)から
スタッフ「あの、キコさん、声全部入ってるから…」
ひえっ、すみません(恥)。
最後はそろって記念撮影。
長次郎くんも入ってもらった。
こうしてRaphaのバックパックの拡張機能も使うほどぱんっぱんにパンを詰めて(ギャグじゃないです)、無事パンライドは終了。
参加者も「自転車だとたくさんパン屋回れていいね!便利だね!」と楽しんでいてよかった。
今回クロスバイクに初めて乗ったけど、街乗りだとちょうどいいな!
なお、帰ってからうちの犬がレーズンパンを盗み食いしてひと騒動だった…。
来週は湘南のパン屋巡りかな!(また食うのか)