子供だとサンタさんからプレゼントをもらえるけど、大人になってもチャリに乗っていればプレゼントがもらえるんだよ。
なんと、カーボンホイールをもらったよ。神様からの贈り物かな?
事の発端
←神「使わないカーボンホイールあるけど、いる?」
「!?私のような雑魚にカーボンホイール…使いこなせるのでしょうか!?おお神よ、我らに与えたまえ。変えることのできないものを受け入れる平静さを。変えるべきものを変えるだけの勇気を。そして、変えられることと変えられないことを見分ける知恵を(ほしいです)」
「渋峠登ってるくらいだから、いけるでしょーw カーボンは熱に弱いからノンブレーキでダウンヒルできる人向けね。ずっとブレーキかけてると熱でダメになるから」
「????(ノンブレーキでダウンヒル???????)」
このあと色々説明を受けたけど、御言葉が尊すぎてよく理解できなかった。
神は元実業団に所属していたヒルクライマー。技術も知識も一流であり、平民の私とは格が違う。
とにかく、カーボンフレームってこんなもんなんだなーと分かればいいよ、ということでありがたく頂戴することに。
しかも取り付けまでやってくれると…!ジーザスクライストー!(※神画像はセト神)
取り付け日は雨
はい、雨女の私。
取り付け日は雨だったので、通勤時間に輪行。
当たり前だけど人が多くあまりに乗れなくて電車3本見送った。同じ車両にいた人、雨で不快な上にでかい荷物積み込んですみません…。
夕刻になっていざ取り付け
神の「ブログに書きなよ」との思し召しにより、撮影のためオフィスで取り付け作業をすることに。
社内の自転車乗りHさんとブチョーも様子を見に来た。
「ロードバイク軽!ホイール軽!」
と言われるたびになんだか誇らしい気持ちになってニヤけてしまう。
ブチョーは昔バイクに乗っていたらしく、興味津々。ぜひ家庭内稟議を通してロードバイクを買ってほしいなぁ。
同僚からは「この自転車5万円くらい?」と言われて、思わず襟首を掴みそうになってしまった。
だめだめ、これが普通の感覚なんだよ。ちなみにその5倍だから!
作業台がないため、一時的にハンガーラックをお借りすることに。
鉄下駄(今のホイール)から、スプロケットを外す(神が)。
このナイフみたいな凶悪そうな工具が、自転車にしか使わないという噂の「スプロケット抜き工具」かー。
「こういう時が掃除のチャンスだからね。ウェスタオルがないときはキッチンペーパーでも代用できるから」
「(自転車ハック!尊い☺️🙏✨✨)」
社内のチャリダーHさんも手伝ってくれる。
機材オンチの私、見てるだけ。
カチャカチャとスプロケットが積み上がっていく。
組み終わったら一旦空気を注入だ。
自分では輪行時にタイヤを外すくらいなので、ここまで細かいパーツまで分解される姿を見るのはなかなか新鮮なものが。
タイヤはチューブラーだが、チューブラーを使うのももちろん初だ。
チューブラーには「シーラント」というパンク防止剤を入れるらしい。
で、この「シーラント」を入れる道具として100均で売っている注射器を使えばいいよ、とこれまた神からありがたいチャリハックを教えてもらった☺️🙏✨✨✨
注入して、バルブを締める。
タイヤの圧は最低8(高っ!)。
ダウンヒルのときは少し空気圧下げるといいよーと教えてもらった(尊さ🙏)。
一方、私はHさんの指導のもと、ブレーキシューを交換する。
ねじをはずしてはめ込むだけ、と意外と簡単じゃーん、と慣れない手つきでドライバーをくるくる回しはじめると…
「はい、ダメっ!!!ネジは7:3!!!!押す力7、回す力3!!!」
「ふぁいっ!!こうですか先生(ぎゅー!くるくる)」
「そうそう、さっきと全然違うでしょ?力で回すとネジがばかになっちゃうからね」
教育的指導をもらい、私のメンテ力が1あがった。
なお、リアのブレーキシュー(5000円)は神からの贈り物。もう神の住む方向に足を向けて寝られないよぉ…😖
まごつきながらブレーキシューを交換している間に、ホイールが組み上がった。
かかかかっこいいいいいーーーーーー!
ディープリム!かっこEEEEEEE!
一度プロに見てもらった方がいいよ、とのことで、この後ショップに持ち込んで状態をチェックしてもらった。
店員「このホイール存じ上げないですが、悪くないですね。ただ古いので、次のホイールのつなぎとして考えたほうがよさそうです」
おおう、やはり近々買い替えは必要なのね。
試走してみたぞ!
早速週末につくばで試走。
・漕ぎ出しがギア2枚分くらい軽い
・回転数をあげるのが楽
・ラチェット音「ジーーーーー」がカッコイイ!
・ゆるい下りでちょっと「ぐんにゃり」を感じた
・ブレーキ「ギャイイイイイイン(高音)」
・軽すぎて、いつもより向かい風がつらい
・めちゃくちゃ速くなるわけではない(知ってた)が、速度を上げるのは楽
軽すぎて、もう元に戻れないどころかアルミホイールに交換することすら不安なレベル!
次に買うホイールは軽いもの(高価)しかありえない、圧倒的沼、沼、沼!自転車沼の禁断のステージにまた一歩踏み込んでしまった!
やはり軽さは正義だなあ。元の自転車に比べたら600gは軽くなっているはず。
これで富士ヒルも完走できるかも!?(とか言っておいて完走できなかったら笑う…機材のせいにできない)