ブロンプトンで湯河原まで温泉入りに行って宴会して帰ろうポタリング開催ー!してからしばらく経っての更新ー!
主催はブルベSRことマイ・ブッダのT橋さん。そして、ブルベの元締めこと漆黒の堕天使T中さん。メンバーは、お初顔合わせのK山さん(ブルベライダー)、H原さん(どちらかというと人間界に近い)、そしてブルベクイーンHitomiさん。
つまり半分がブルベライダーであり、ゆるぽたと言いつつも神々の遊び。
人間の私、はたして無事温泉に入れるのだろうか。途中で相模湾に浮いているかもしれない。
なお、Hitomiさんは先週の追い風400kmでの肉離れにより、電車アンド徒歩の参加!医者に安静にしなさいと言われ「ブロンプトンは安静に入りますか?」と聞いたという天照大神である。
わーい、ブロンプトンがいっぱいだ〜。
私はトレイン2番目に配置され、T橋さん先導でスタート。
いきなり時速30km巡航で笑う。
T中さん「T橋さん、ロード抜いちゃダメだよ」
って、ほんとロード抜かないでーー!
追い抜いていくロードを狩人のような目で見ないでーwwww
スタート直後からついていくために結構頑張って踏む。想像以上に速い。本当にこれブロンプトンで走る速さなの?
ここ最近走ったロードバイクでの走行と比べてもダントツでハードなんだけど。
T橋さん「速い?それとも遅い?」
わい「いまくらいで大丈夫です(これ以上速いの無理)!」
T橋さん「そう?遅くない??もっと速く走れとかだったら遠慮なく言ってね」
わい「(遠慮してない大丈夫ー!)」
頑張って頑張ってついていくも、結局1時間ほどでバテてしまう。ロードの時より3倍くらい疲れたし、かすかに意識が遠くなりそうな気配すらある。
今日はゆるぽたではなかったのか。これがゆるぽた詐欺か。
そしてお腹がすいた。朝ごはんもっと食べてくればよかった。
ブロンプトンのギア、軽いか重いかしか選択がなくて、脚が攣りそう。
わい「ブロンプトン、ちょうどいいギアがなくて脚が死にそうです」
T橋さん「ブロンプトンはね、ちょっと重いギアにするとぐいっと速く進むよ(仏のアドバイス)」
わい「??????」
T中さん「重いギア踏めば速くなるのは当たり前じゃん、何言ってるの」
神々の戯れ。強者の理論、圧倒的強者。人間界の私には適用されなかった。重いギア踏まない死ぬ。
ミニベロ、温泉、宴会。
企画だけ見るとポタリングだが、実質はスーパーハード。湯河原に着く前に滅びるかもしれない。
小田原曽我梅林で生き返る
HP真っ赤な状態で、ようやく小田原の曽我梅林に到着した。
私、梅よりも先に出店でたい焼きを買って食う。糖分補給しないと死ぬ。
電車移動のHitomiさんもここで一時合流。
Hitomiさん「花より団子だね!」
花より団子より生命維持。
糖分補給のあとは梅とブロンプトン撮影会。
戦隊モノのように並ぶブロンプトン、可愛い。
しだれ梅でインスタ映えする写真を撮る。
写真を撮っている私、ツイッター映えするかたちで撮られる。
写真を撮る私を撮るT中さんを撮る人。
T中さん「川崎スタートの曽我梅林200kmっていうブルベがあるよ。平坦ブルベだからいいよ」
わい「平坦コース?それ最高ですね!」
T中さん「でも最後で湘南国際村登るんだよね」
わい「???湘南国際村??なんでそこで坂を入れてくるんですか!?それ、いります?登る必要あります?なぜ!」
平坦ブルベ、前回の逗子伊豆ですら折り返しの川奈でクソ坂ラッシュだったのに「平坦」と称されるし、山岳がないイコール平坦扱いなの、まじでなんなの。
T中さん「さぁ、残りあとたったの30kmだよ」
ロードだと一瞬の30km、ブロンプトンだと体感60kmくらいになる。
早く温泉入ってビール飲みたい。人間らしい戯れをしたい。
ブルベのトレインに合流して千切られる
小田原駅前を過ぎた辺りから、ブルベのトレインに遭遇する。
それを見たT橋さん、T中さん、急に速度を上げはじめた。
わい「!?!?」
ついて行こうとするも、どんだけ頑張って踏んでもトレインに合流できない。
あと2mの距離がどう頑張っても詰められない。ギリギリ頑張るメンタルの糸が千切れそうなくらいのギリギリを保っている。
この糸が切れた瞬間からいわゆる「ちぎれる」状態になるのだ。
あと2m、たったの2m、そこに入れば、空気抵抗が減ってついていけるはずなのだが、その2mの差が埋まらない。
体感距離だと2kmくらいある。
そして、ブロンプトン立ち上がりの加速できないし、信号で捕まえてもすぐ引き離される。
永遠に埋まらない距離、つらい。本当にきつい…。
なぜブロンプトンでこんなことをやっているのか。
T中さん「ちょうどいいのがいたからついていっちゃった」
って、ロードはちょうどよくないから!
ブルベの4人トレインにくっつく、ブロンプトンの5人トレイン(私のせいで列長め)。
すれ違うバイクの人からは奇妙な目で見られるし、追い越す車は超迷惑そう(ほんとすみません)。
ついに途中でついていくのを諦めた。こんなことしてたらマジで温泉前にドザエモンになってしまう。
その後、T橋さんの水分切れにより、早川のコンビニに立ち寄ることに。ブルベトレインからようやく途中下車となる。
平和が訪れた、よかった…。
この後もこんな出来事が起こるのではないだろうか。恐怖におののきながら、ロードで100km走るつもりくらいの補給を取ることにした。
おにぎりに、大福を食べてドリンクはスポーツ飲料に切り替える。
私、なんでこんな50km程度のポタリングでガチ補給してるんだろか…。
真鶴旧街道でゆるぽたを知る
この後のコースは「旧真鶴街道」、ブルベ200kmの帰りで意識不明の重体になりながら走ったコース、つまり登りである。
わい「ブロンプトン、ポジション的にアップライトなので尻が痛いです」
T中さん「それ、踏んでないからじゃないの?もっと踏めばいいよ」
わい「!?!?」
旧街道に入り、車の渋滞からおさらば。
相模湾を眺めながら気持ち良く走る。
登り…とげっそりしていたが、逆から登る旧街道は意外にもゆるくてブロンプトンでも走りやすかった。
わい「あれ、旧街道って意外に楽ですね」
T中さん「それ疲れてないからだよ」
前回走った時に発見した発見したパン屋さん「麦踏」の名前を出すと、よって行こうぜ!という話になる。
ブルベの補給ポイントになっていいねーなどと話しながら、みんなで縁側でまったり。
ようやくゆるぽたらしくなってきた。
k山さんはここのパンを気に入ったらしく、たくさん買い込んでいた。T中さんも絶賛。麦踏のパンは本当においしい。
ブロンプトン、年式によって微妙にデザインが違うのよね。黒のブロンプトンはかっこいいな。
湯河原ラスト登り
真鶴から一気に下って湯河原入り。あとは、温泉地までの登りである。
「またのぼり…ほぁ」
とゲッソリしていると、T中さんから
「付いてくるからみんな飛ばすんだよ、走れるじゃんって思うから。付いて行かなきゃいいんだよ」
と言われる。
「!!!」
そうか、付いていこうとするからしんどかったのか!と当たり前のことに気づく。
言われた通り付いて行くのやめたら楽になった。一瞬で千切られたが。
温泉入口に現れる17パーの坂。
もちろん登れないので押して登る。
ようやく温泉に到着♨️
やった、これでやっと走らなくて済む。
露天風呂に入って着替えてすっきり。
あとは宴会、お楽しみしかない。生きててよかった。生きてるって素晴らしい。
5台並べても大丈夫なブロンプトン、本当に便利。ゆるぽた最強、輪行最強自転車。
居酒屋のワインを飲み尽くす自転車乗り
はい、かんぱーい。ウメービールうめー。
飲み放題2時間の店に13時に入ったけど、店員から
「予約のお客様がいるので18時には出てください」と謎の制限時間をつげられる。
湯河原ゆるい。
私がワインばかり飲んでたら、みんなもワインを頼み出した。最後は「もうこれで最後です」って瓶ででてきた。
自転車乗りは酒豪が多いな。
ブッダのT橋さん、座ったまま寝る。
味の大西でラーメン
時間を守る我々、2時間の飲み放題で5時間ほど飲んだあとに店を出る。
締めにブルベライダー御用達の大盛りラーメン「味の大西」へ行こうということになる。
5時間飲んでまだ食う。らーめんうまいな。
そのままブロンプトン輪行で帰宅。前半は死ぬかと思ったけど、温泉も酒もさいこーだった!
生きるっていいな。