ロードで絶景「渋峠」を目指せ!自転車旅1日目「碓氷峠〜北軽井沢」
GW直前、仕事にかまけてて何も予定がなかった。大型連休こそ自転車で特別なことをしなければ…ブログのネタがない。
K氏は自転車で信州方面を5日間旅して回り、最後に絶景スポットで有名な「渋峠」に行く予定らしい。
「渋峠」は私も行ってみたい。
近くには草津温泉もあり、2日かけるなら軽井沢もいけそうだ。GWの小旅行として丁度良さそう。ということで、後半に合流することとなった。
K氏は獲得標高9000(箱根9回分)らしい。いろんな意味で狂っている。
観光地は現地の交通の待ち時間や路線を調べるのが何気にだるいが、自転車さえあれば、いつでも好きな時に100kmくらいなら移動できてしまう。
移動手段としても優秀な自転車は、異色なスポーツだ。
1日目のルートは横川駅〜碓氷峠を登り、軽井沢で遊び、北軽井沢のペンションを目指すゆるっと観光コースで決まり。
4日早朝、東京を出発して新幹線に飛び乗る。
さすがに隅っこ席はとれなかったが、余裕で座れてしまう。大型連休の信州方面は実は穴場なのでは。
横川駅から碓氷峠の「めがね橋」を目指す
高崎駅でK氏と合流して横川駅でちゃきちゃきっとチャリを組み立てる。同じようなローディーも何人か下車。
みんな碓氷峠を目指すのだろうか。
いつもと違う景色だ! あの峠を越えると「軽井沢」か。
「気持ちいいーーーーー!」
「最高ーーーーーーーー!」
広い道、広い空、何もかも東京とは違う。走り始めからテンションが上がりまくる。
新緑の季節始まってた。群馬の緑は色が鮮やかだなー。
太陽が出ていると暑いが、風は冷たくて気持ちがいい。
碓氷峠は勾配もゆるやかで走りやすい。素晴らしい峠だ。
調子にのったわい、フラグを立てる
心配していた碓氷峠も余裕そうだ。都民の森、箱根を制覇したてのわいは完全に調子にのっていた。
「ブログのテーマが"デスライド"なのに、最近坂登れるようになってきたし、デスライドのネタがなくなってきたんだよね〜」
「ほほう」
「もはやK氏が面白いことでも言ってくれないと、ネタにならないよ。さあ、面白い発言をしておくれ!」
「無茶振りやめろ。それならより過酷な山を目指すしかないのでは」
この発言が後々完全なるフラグになるとは思っていなかった。
おお、めがね橋が見えてきた!
「碓氷峠はじまったな!!!」
「でかっ!」
映画「風立ちぬ」の劇中でも登場するこの橋は、日本最大の煉瓦アーチ橋らしく、使われたレンガの数は200万個。かつては鉄道が通っていたらしいが、今は遊歩道として整備されている。
下から散策している人が見えるのもなかなか風情がある。
いきなり最高のロマンを味わってしまった…。
最高の旅の予感しかしないぞ!
「風立ちぬ」聖地巡礼、軽井沢へ
さくっと碓氷峠を越えると長野の看板が見えてくる。下るとすぐに軽井沢だ。
この道は「風立ちぬ」で菜穂子が屋外で療養していたモデルとなったサナトリウムレーン。
軽井沢はあちこちにオシャレな別荘があり格差を感じる。
1894年創業「万平ホテル」
続いては、室生犀星や堀辰雄、三島由紀夫など有名な文豪やジョン・レノンも過ごしたと言う「万平ホテル」。
「風立ちぬ」の二郎と菜穂子が出会った場所のモデルになったとも言われているが、なんとも上品で格調高い雰囲気。
派手なサイクルウェアでいるのが相当場違い。
は〜こんなところに泊まってみたい。
別荘にもホテルにも止まれない庶民の我々は「会議は踊る(Das gibt's nur einmal)」を口ずさむことしかできない。帰ったら「風立ちぬ」を見よう。
軽井沢避暑地発祥の地「ショー記念礼拝堂」
軽井沢別荘第1号の「ショー記念館」と礼拝堂。
礼拝堂は神聖な気持ちで入るようにという案内があり、写真が撮りたいだけの我々の心は邪な気がして中に入れなかった…。
代わりに、礼拝堂の奥にある別荘を見学。
有名ソーセージ店「腸詰屋」でホットドッグ
次は、軽井沢中心地まで下って軽く腹ごしらえ。
ハムやソーセージを販売している「腸詰屋」ではパンからはみ出すほど長ーいソーセージが食べられる。
K氏に席をとってもらい、私がホットドッグを受け取ったのだが、セルフでかけるケチャップがうまくでなくて血飛沫がかかったような見た目にw
「うまいが、見た目が完全にホラー」
「すまない、死霊のはらわたみたいになってしまった」
味の良さが写真からまったく伝わらないが、パリッ、っと皮が弾けた瞬間にジュワッと肉汁が広がる、これぞソーセージのうまさ!といった感じだった。ソーセージ大好き!
店内ではサラミやハムの試食もできるぞ。
知っているかL。ローディーはお土産が買えない。通販しようね。
- ジャンル:デリカテッセン
- 住所: 北佐久郡軽井沢町軽井沢565
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- (写真提供:slm-mtu)
デザートは「ミカドコーヒー」のモカソフト
人気店「ミカド珈琲」は常に行列が。
モカソフトうまー。
https://tabelog.com/nagano/A2003/A200301/20000177/
まさかの刺客「ロマンチック街道」でフラグを回収する
一通り軽井沢を堪能して、向かうのは30kmほど北にある北軽井沢、嬬恋の宿。
「ロマンチック街道」を北上するだけなのだが、何か様子がおかしい。
ガッツリ坂道だ。坂道というか山道や!
名前からオシャレな散策道を想像していたが、全くそんな気配がない。
しかも路面も悪くて車も多いし、勾配もきつい。そして暑い!!!
「……」
「……普通にきついっすね」
「………つらい」
「あ、見てみて!勾配10%の看板だよ^^」
「……本当につらい」
「15%の看板だ」
「呼吸が苦しい。右の肺が痛いwwww」
酸素が薄いせいかわからんけど、胸の奥が痛くすぐったいような感じが。
そういえば横川の時点で標高差からくる耳鳴りがしていた。標高はすでに1000mはある。
なんだよこれ、つらすぎんよ。
右肺をおさえながらフラフラと登る。
「碓氷峠で立てたフラグをこんなところで回収してしまうとは、さすがですよ。ブログのネタができて良かったですね」
「ロマンチック街道」ノーマークだった。北軽井沢の刺客。
勾配も長さも箱根くらいのつらさがあった…許せない…ロマンチックはどこにあるんや。
つらさしかないやないか…。
登りきったあたりで絶景浅間山の展望があったから許した。
いややっぱり許せない…ロマンチック街道め。
よく考えると浅間山のふもとなんだから山道があって当然だよなぁ。
「浅間牧場」で浅間牛のステーキ!
ロマンチック街道で不意打ちをくらい、心身ともに深いダメージを受けてしまい予定より遅いランチ。
皿からはみ出るでっかい牛ステーキでたんぱく質をがっつり補給!
牧場内にはアルパカがいるらしい。アルパカみたい!
不思議生物アルパカ、どう扱っていいのかわからない。
こっちみんなショット。
北軽井沢はまだ春が来ていない
ロマンチック街道を抜けてようやく下りへ。嬬恋の別荘地に入るが、ここもアップダウンがなかなか激しい道であった。
正直もう坂はのぼりたくないよ。
16時頃、ようやく本日泊まるペンション「コスモス」に到着。
横川の新緑とうってかわって、こちらはまだ冬景色。雪も少し残っている。
桜がようやくつぼみをつけ始めたのだとか。
老夫婦が経営しているアットホームな宿だ。
夜と早朝は冷え込むのでストーブがついている。
近くの公共温泉で風呂と洗濯を済ませ、明日の渋峠に備えてそっこー寝た。
2日目朝。
ここの朝食は素朴な家庭料理といった感じだが、とにかく素材が何もかもうまい。
野菜が全部シャキシャキ。つけあわせのクレソンが新鮮な風味で超うまかった…。
パンにつけるブルーベリージャムはご婦人の手作りらしく、当たり前だが人工的な甘味料の味が一切しない。ブルーベリーの香りと甘さがぎゅっと詰まっている。
あまりにもうますぎてパンを2枚分食べてしまった。
出発時は、忙しいにもかかわらず「自転車できたの!?すごいわね!気をつけてね」
と玄関まで見送ってもらった。ぬくもりてぃ。
2日目に続く
「飯田牧場」のラムレーズンジェラートが超ウマいぞっ!
久々に自走で湘南までいくぞ!100km走るぞ!
暖かくなってきたから、日本一小さな牧場「飯田牧場」にジェラートを食べにいくぞ!
コースは、多摩川サイクリングロード→尾根幹→境川サイクリングロード→湘南のアップダウンあり平坦コース☺
というわけで、早朝5時に出発。
早朝の多摩川の世界滅びた感よ。
春の土手は気持ちいいな〜。
この日も死ぬほどローディーに抜かれまくった🤗✨✨(尾根幹は特筆することなし)
私の一番好きな境川サイクリングロード!
ご覧くださいよ、この桜並木。桜のアーチ。
と、写真ではのどかだが、超絶向かい風でつらい。
前をいく電動自転車にのった体格のいいお兄さんを風除けにしてしまった…。
すません、すません…。
と、ここでK氏がパンク。パンク修理の間に桜パシャパシャパシャ!
これがロードバイクに狂いすぎてホイールの中に閉じ込められてしまった男の末路…。
今日の本命!飯田牧場のジェラート
秋以来の飯田牧場。地元の人、観光客、自転車乗りで本日も大盛況。
シングル330円、ダブルで390円。
大好物のラムレーズンとチョコチップを選択。
早速、スプーンですくい一口パクリ。
「う、うまっ!」
レーズンもラムレーズンも大好物な私。いろんなラムレーズンを食べてきたが、これまで食べてきたラムレーズンの中で一番うまいかも。
ジェラートはきめ細かくて超超超〜なめらかだし、ラムの香りが控えめで上品。あまりのなめらかさゆえ(気温のせいもあるけど)、スプーンですくった瞬間から溶け始める。
思い出しただけでもまた食べたすぎるラムレーズン。前回来た時から改良されているらしいが、明らかにレベルアップしている。絶品すぎでしょ。
チョコチップのチップは薄くて大粒なものがたっぷり。口の中に入れるとパリパリと溶けて控えめな甘さがフワーっと広がっていく。この粒の大きさと甘さのバランスがこれまた絶妙。
店内には、牛乳、ヨーグルト、ソフトクリーム、プリンなども販売。
ジェラートがこれだけ美味しいなら、きっと牛乳も超うまいに違いない。飲んでみたい。
湘南の海岸カフェでランチをして終了!
自転車に乗るとやたらカレーが食べたくなるんだよな〜。
できれば「カレーライス」がいい。欧風カレーがいいんだ。ということでビーフカレーを食べる。
長距離走行すると、当然腹は減る!ということでポテトも追加注文。
境川CRのあとヤビツ峠に行く予定だったが、4月中旬にもかかわらず気温は25度。
向かい風だし暑いしで、予想以上に疲れてしまったので湘南でランチをして終了という平和なライドとなった。
自転車は牧場グルメと非常に相性がよい。
というか、山とか丘とか田舎道にいくと牧場くらいしか観光スポットがなくなってくるというのが現実だが、牧場の新鮮な牛乳を使ったグルメは本当においしい。もうコンビニやスーパーのアイスでは満足できなくなってきた。
「飯田牧場」は境川サイクリングロード沿いにあり、普段山へ行かないという人でも立ち寄れる立地というのがありがたいところ。都内から近い(藤沢市)のもいい。
めちゃうまなジェラートが食べたいという人は「飯田牧場」へ行くといいよ!これからジェラートが美味しい季節だしね。
走行距離95km(100km足りなかった;)
消費カロリー1900kcal
ロードバイク四天坂「都民の森」を倒してきた
週末恒例の行き先会議。
箱根、裏ヤビツを登り、坂への苦手意識がだいぶ薄れてきた。
それはいいことなんだが、このブログのテーマ的には「デスライド」なわけで、自分のレベルが上がると当然敵(峠とか坂とか距離)のレベルも上げなければならない。
とはいえ、あまりにもレベル差があってもコテンパにされるだけなので、挑戦しがいのあるレベルがいい☺
都民の森。
峠の距離24km、獲得標高1000mほどで、激坂などないらしい…ということでここに決まり!
富士あざみラインと同じくらいの距離だし富士ヒルの練習にも良さそう。
春の奥多摩ライド。すでに暑くて死ぬ
奥多摩〜めっちゃ山〜〜。
今回も足付きなしが目標だったので、写真は帰りに…と思っていたがそのまま奥多摩湖に抜けてしまったから都民の森までの途中写真はない🤗✨✨
というわけで、いきなり都民の森到着〜。
山は寒いかな?と思いインナーをジオラインにしたのが失敗で、途中暑すぎて死にそうになって2回足付き。
視界が狭く暗くなってきたら危ない🙃
まだ4月なのに熱中症の危険を感じてしまうとは。ウェアの選択は大事だ。
都民の森、ローディーだらけ。
今までほとんど見かけなかった女性ローディーも多い!
みんな速くて死ぬほど抜かれたなぁ〜🤗✨✨✨
クマには注意しような!
レストランで蕎麦を注文したらうどんが出てきた🤗💕
東京でうどん食べたの初めてかも(讃岐生まれ)。汁が黒い。
レウトラン横の展示で動物たちの剥製を観察。たぬきかわいいぞ。
東京にもきつねがいるんだなぁ。
なんだこのモヒカンの動物は…と思ったらリス。
焼き団子(しょうゆ味)。ヒルクライムの後のあまじょっぱい食べ物のうまさは異常。
はい、記念撮影しますよー。
四天坂、都民の森制覇。また1つレベルがあがったね。
風張峠を登り、奥多摩湖へ
都民の森からさらに1kmほど登れば(まだ登るのかよと思った)絶景の奥多摩湖が見下ろせるということで、脚は終わっていたが風張峠を登る。
奥多摩湖を、背景にワッショーイ(やってみたかった)。
うーん、絶景。
ヒルクライムの最中は相変わらず苦しみしかないが、この達成感がすべてを満足に変えてくれる。
登り始めまでは、平日の仕事のことで頭がグチャグチャだが、登っていくうちに雑念が削ぎ落とされて、思考の整理が捗る。
この日、登る前に「はやめブラストギア」の話をしたせいか、途中から「ルーザーズバッグ」のことしか考えられなくなってある意味辛かった。
途中激坂で有名な風張林道は封鎖されていて見れなかったのでまた今度!
奥多摩駅でカフェタイム
帰りの電車の待ち時間が50分もあったため、駅上のカフェで休憩。
なかなかマニア心をくすぐる品物が多くて妙に居心地がよかった☺️☕️
リンゴケーキセット500円。手作りの素朴な味。日替わりケーキセットは3種類ある模様。
奥多摩湖周辺道路はトンネルが多く、下り基調であまり安全とはいえなかった。
峠の下りでは、対面のローディーがハンドサインで「この先障害物あり」と教えてくれたおかげで、曲がった先の事故車(自動車)を避けられた。
ロードバイクは個人のスポーツ。
走っている時は、部屋で1人でいる時よりもより個人的な時間を過ごしている感覚になれるし、孤独に感じることもある。
ただ、そういう時間が好きな人、必要な人にとって、本当に相性がいい乗り物だと思う。
走っている最中は多くを語らず(物理的に語れず)、日常では機材や技術、フィジカル面、精神面でもその楽しさを目一杯語れるだけのネタがある。
峠では、すれ違う見知らぬローディーと挨拶をする。危険も教えあう。そういうちょっとしたコミュニケーションもロードバイクの楽しさの一部だと実感した日になった。
次はどの四天坂いこうかな〜😇
【レディースウェア】ロードバイク春夏用アンダーウェア&夏ジャージ最新レビュー!
暖かくなってきたぞー!防寒用具が減ったぞー!休憩が寒くないぞー(本当にうれしい)。
春夏用のウェア持ってないぞー!!!!!
というわけで春夏ウェアを一気にそろえてみた。
冬のライドで徹底的に汗冷え対策をしたため機能性ウェアの快適さを知ってしまった。もう戻れない。
今回購入したのはパールイズミの「インナーウェア」とRaphaの「下着(スポーツブラ)」「夏ジャージ」の3つ。
気温20〜25℃ライドで試してみたが、結論からいうとめっちゃ良かった。大当たりの買い物だった。
インナーウェア :PEARL IZUMI W118 クールフィットドライUVロングスリーブ
春夏インナーの悩みどころといえば、まずは袖の長さ。タンクトップ型にするか、半袖型にするか、長袖にするか で迷った。
タンクトップ、長袖を選択するとなると、体温調節で「アームカバー」か「ボレロ」も必要となるが
・ライド中のアイテムを増やしたくない(着脱がめんどくさい)
・UV対策がめんどくさい
という2つの理由から、UVカット付きの長袖を選択。
さらに、ブログちゃりかめ!を読み、パールイズミのインナーが候補にあがった。というかレディースのインナーって選べるほどそんなにないのが現実なんだよなぁ。
日本人のサイズ感と機能性を考慮するとパールイズミが一番間違いなはず(ビブタイツで経験済み)!ということでamazonポチー。
袖面の表がUVカット、裏はメッシュ
「長袖って暑いのでは?」と心配だったけれど、裏がメッシュなので通気性は抜群。気になるUVカットだが、100km近く走っても日焼けはなし!
こちらは背面。UVカット加工の範囲は肩まで。あとの面はすべてメッシュ。
気温25℃で長時間走っても、一切ベタつかず超〜〜〜〜快適だった!
透け感はこれくらい。薄くて軽いし、肌触りもサラサラで気持ちいい。
女性のボディラインに沿ったデザインで体にぴったりフィットするため、ピッチリのロード用ジャージを着ても全くかさばらなかった。
162cmの私でMサイズぴったりなので、標準的な日本人サイズの選択でいけると思う。
海外メーカーだと国によってMがかなり大きかったり、かといってSだと微妙にきつかったりするので、日本人のサイズに合わせてあるパールイズミは安定感がある。
約5,000円とインナーではけして安くはないが、この機能と着心地を考えると妥当だろう。
もう3着くらい欲しい。普段着でも使いたいレベル。
下着(スポーツブラ):Rapha「LIGHT SUPPORT BRA」
冬はジャージ以下の着脱がほぼないため、インナーの上に普通のブラという面白格好でも問題なかった。しかし春夏はそうはいかない。
スポーツブラを買う時がとうとう来てしまった。
スポーツブラといえば、ランニングメーカーや大手下着メーカー(ワコールとか)のものもたくさん出ているが、正直サイクリングはランニングほど乳を固定しなくてもいいのでは…?
あと、ランニングメーカーも大手下着メーカーのものもスポーツブラはなかなかのお値段なので
「それならRaphaでいいや〜」
ということでRaphaに決定!
「圧迫感があったら嫌だな〜」なんて心配をしていたが、試着した瞬間からあまりの付け心地のよさに「オオゥ…」と声が漏れてしまった。
圧迫感一切なし!
固定力は意外にもあり、サラシをまいたような感じになる。
アンダーのゴムの部分は幅が広い。
背面にタグ。ちなみに裏面にも大きめのタグがあったが、ハサミで切ってしまった。
サイズはSS。Raphaのサイズは基本Sだが、日本人はインナー系はSSでもいいかもしれない(ただし巨乳のぞく)。
継ぎ目は肩の部分のみ。
サイド面。
本当はピンクが欲しかったが、水色と白しかなかった。ピンクはよ。
お値段7500円。
夏ジャージ:Rapha「CANYON//SRAM SOUPLESSE AERO JERSEY」
はい、本命のジャージはもちろんRapha。
新旧作どれも良くてかなーりデザインは悩んだが、今後の衣類パーツの色の合わせやすさを考慮してこれに。
カッコいいなぁー、Raphaはやはり最高にカッコいい。ウェアは着るのが楽しくなるくらいのものでちょうどいい。
そして快適でなければならない。ライドは過酷なんだから。
ファッション性も機能性も申し分ないRaphaは貢ぐ価値が十分にある。
背面ポケットは3つで深さもあり容量もたっぷり。申し分なし!
ポケットの内側もメッシュで、背面の通気性もよし!
新作デザインは腕がメッシュで通気性もよし!
裾は背面に滑り止め。ライド中に裾がずり上がる心配もなし!
ポリエステル85%、エラステイン14%。普通の洗濯はOKだが、乾燥機はだめっぽい。
ライド中に「うわーこのジャージ超かっこええわ〜〜めっちゃ似合ってるわ〜〜〜」とはしゃいでると、K氏に「はいはい」と流されてしまった。
そこは「そうだね」だろ…。
もしインナーが暑いようなら半袖かタンクトップにしようと思っていたが、この3つで真夏まで乗り切れそう。
これで夏も大丈夫!といいたいところだが、25℃ライドでがっつり顔を日焼けしてしまった。これは夏用フェイスカバーがいるのでは…?
あと夏用のグローブも持っていないぞ?
Souplesse Mitts | Rapha Site これが欲しいぞ?帽子も欲しいぞ…。
夏はアイテムが減るかと思っていたがそんなことはなかった。
まじでロードバイク用品が一通りそろうのはいつなの。
コスパ最強か!?裏ヤビツ峠初心者ヒルクライム
3週間ぶりのライドは、サイクリストの聖地「ヤビツ峠」!
鈍った身体は山を求めていた。筋肉に負荷をかけたい。頭が空っぽになるくらいの苦しさが欲しい。
「自転車で山登るとか頭おかしいのでは」と思っていた時代が私にもあった。
実際登り始めてみて思ったが、やはり自転車で山登るのは頭がおかしい。
というか頭がどんどんおかしくなる。
動力付きの乗り物で楽に登れる手段はいくらでもあるといのに、あえて人力で登ろうとする上に「山はコスパいい」などと言い始めることになる。
山はコスパいいな🤗✨✨✨✨
「オギノパン」のチーズバーガーが絶品
まずは、峠に向かう途中にある有名店「オギノパン」に向かう。
開店直後にも関わらず、ローディーだらけ。一般人もTV取材も入っているし、噂どおりの人気っぷりだ。
あ"〜 pic.twitter.com/6ApmPXKdOl
— か (@rebours) 2017年4月2日
ここの名物は揚げパンだが、胃の調子がイマイチなので、今日はやめておくことにした。油ものは走行後がいい。
代わりにカロリーがあり、タンパク質もとれるチーズバーガーをチョイス。一口だけ、とかじってみたところ…。
「!!!!うめえええええ!!!」
見た目は普通のパン屋にあるハンバーガーなのに、パンもお肉もジューシー。肉は柔らかく旨味がぎゅっと凝縮されているし、ソースは甘め。
例えるなら、学校給食で出た「好きだった思い出のパンの味」だ。一口だけのつもりが全部食べてしまった。
丹沢あんぱんは、頂上のおやつにするために購入してポケットにIN。
どのパンも美味しそうだ…。
次は表ヤビツから登って帰りにここでランチできるようにしよう。
外のテラス席も学校給食っぽい。
いざ裏ヤビツ…といきたいところだが
「ヤビツ峠」の看板が見えてきたぞー…とテンションを上げたいところだが、ここから峠までが意外と遠い。
いくつかトンネルを越え、山々しい坂を登り、登り、登り…。としているうちにどんどん気温が下がっていき、本格的な山の景色へ。
ヤビツ峠に行くまで普通に400Mアップのヒルクライム。
裏ヤビツ到着、頂上を目指す
溶けかけの雪の塊が見え、雪の塊が増えていき、雪景色になり、ようやく裏ヤビツ峠に。
ギアをインナーローにセットして登り始める。
「4月なのに雪だねぇ…。きれいだねえ。……写真とっていい?」
「今日は足つきなしが目標なので、ダメです。どうしても撮りたいなら、一回頂上まで登って、また下りてきて撮ればいいですよ」
山を登りたい気分ではあったが、なぜ2回も同じ峠をチャリで登らないといけないのか。ローディーは頭がおかしい。
写真撮影は許可がおりなかったので、道のりの写真はない。
ひたすらインナーローでみちみちと登り続ける。
きつい坂ではないが、裏ヤビツは表ヤビツよりも距離が長いらしく、集中力と脚のスタミナの我慢大会が始まる。
30分くらいたったあたり(精神的にややきつくなる時間)で事は起きた。
「あと少しですよーがんばってー」
「……それ、嘘やろ?」
「なんで分かったんだ」
やはりローディーは嘘つきだ…。
「大丈夫」「余裕」「いける」という嘘リストの中に「あと少し」というワードが追加された。
この言葉を信じると「あと少しか、がんばろう!」という気にはなるが、それも一時的。
いつまで経ってもゴールが見えず、その後の絶望も激しい「拷問の励まし」なのだ。
後で分かったが、この嘘の地点は頂上までまだ半分くらいの地点だった。
なにが少しや。
「最近、ファーゴっていうドラマ見ててさ。」
「うん」
「そのドラマの主人公が普通のやつなんだけど、すごいズルいやつでさー。めちゃくちゃズル賢いやつなのよ。嘘もすごいつくし」
「その話と僕と、もしかしてなんか関係あります?」
「ん〜ちょっと分かりにくかったかな?」
後半、きつめの坂を登りきって頂上到達!
気温2度。普通に寒い。
山頂であんぱんを食べる。うめぇ。
表から登ってきたおじいさまが「写真撮ってあげるよ!」と言ってくれたので、めずらしくバイクと正面からの記念撮影。
おじいさまのバイク、めちゃ高価そうやったな…。
裏ヤビツは、めちゃくちゃきつい、という訳でもなく、ほどよい斜度の坂とゆるやかな坂が織り混ざる「めっちゃちょうどいい峠」だっだ。
聖地と言われる理由も超納得。
ヒルクライムの練習に最適だ。
「きまぐれ喫茶」がマジで気まぐれ
あまりにもお腹が減っていたので、登り途中にあった「きまぐれ喫茶」まで下りなおしてお昼ご飯を食べることにした。
同じ峠を登りなおすのは嫌だが、山頂が寒すぎでとにかく暖かい飯が食べたかった。
飯と暖のために下り始めたが、裏ヤビツのダウンヒルがくっそ寒い。手足が千切れて無くなりそうな上に、雪解け水で路面も濡れてて危ない。
そして、凍えながら到着した「きまぐれ喫茶」は、電気はついていたものの営業はしていないというきまぐれっぷり。
暖かい飯にはありつけず、空腹のまま再び裏ヤビツ山頂まで登ることになったよ🤗✨✨✨✨
みちみちとインナーロー(遅い)で登っていると、後ろから若そうな男性2人組が楽しそうに上がってくる声が聞こえた。
男性A「やっべぇwwwきっつwこれ歩いて登った方がはえーわwww」
わい「…」
前にいる私に気づいたのか、急に無言に。
男性2人「…」
そして追い抜かれる私。
男性2人「……」
わい「……………」
は、8kmは出てたから歩くのよりは速いよ…。
裏ヤビツのダウンヒルが寒すぎて、表ヤビツを登りなおす気になれなかったので、本日のライドはここで終了。
そういえば、初めて足付きなしで峠を登れた。
次は表ヤビツだなー。