ロード・クエスチョン〜登山と自転車と温泉と〜

旧「ロードバイク辛みのデスロード」

会社を辞めて逗子海岸の「Bianchiビーチハウス」へ最高の夏を探しに行った

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タイトルの通りだけど、会社を辞めた。なんというか、好きに生きようと思ったので。

で、好きに生きるためにはまずは好きなことをしないといけないので、早速平日にサイクリングにでかけることにした。

 

ぼ、ぼくは湘南が大好きなんだな!

逗子海岸にオープンしたBianchiビーチハウスへ行くんだな!

 

自転車で最高の夏を探しにいくんや。

 

真夏のサイクリング過酷っ!

コースは新宿から輪行して町田〜逗子までの40km。

早朝スタート、午前中に目的地にゴールであとは輪行して帰るという夏用プランだ。

当日、通勤ラッシュを避けて7時前に小田急線に乗り、町田までビューンとワープ。

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この時期は日中に走るとリアルに熱中症で死ねるからね。気温の低いうちにライドを終えないとね。

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って、朝8時ですでに35℃近くって…?(なお最高気温は43℃だった模様)

 

早速、走り始めて10分で熱中症特有の頭痛が始まったので、慌てて自販機でかぶる用の水を買う。

 

かぶる用の水:その名のとおり、頭や体にぶっかけて気化熱で体温を下げるための水。熱中症対策のひとつ。水道水、自販機の冷えた水、コンビニの氷(ぽっけに詰め込む)など、文明が高くなるほど効果が高い。

 

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しかし、暑さで判断力が鈍っていたせいか、かぶる用の水をボトルに入れてしまう。

飲料はポカリなのでかぶれないどころか、飲料がペットボトルだと飲みながら走れない。逆や!

 

仕方なく、ボトルの水をぴゅっぴゅさせながら水をかぶる。あっという間に水が減ってしまったのでもう1本ペットボトルの水を買い、ポカリをボトルに移して解決。いきなりペットボトル3本分を消費してしまった。

 

平日の早朝ソロサイクリングは、熱中症になってしまうと死体で発見される確率が高くなるので、いつもの何倍も体調管理に気をつけなくては。

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境川サイクリングロードでは、太陽に殺されないために木陰のある道を選んで走る。

あ〜境川サイクリングロードは相変わらず走りやすい。

 

最高の夏やで〜といいたいところだが…

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むっちゃ向かい風。

 

20km前後しか速度が出ない。

仕方なく、目の前にいた体格のいいクロスバイクのお兄さんの後ろをついて走る。

バイクコバンザメと化したクソローディーの称号がキラリと光る。

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30分おきに水をかぶりながら進んでいると、道に何か生き物が…。

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親とはぐれた何かの雛。危ないので、自転車から下りて、草むらへと追いやる。

「危ないからおうちにおかえり〜しっしっ」

小さな命を救ったぞ。ついでにいうと、動物にびっくりして落車をするかもしれないローディーの大きな命も救った。

いいことをしたな〜。

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相変わらずずっと向かい風だし、海に近づくにつれて風が強くなっている気がするが、景色は夏真っ盛りで気分はいい。最高の夏ライドはじまってる。

逗子海岸に最高の夏はあった

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10:30頃に江ノ島に到着。ビーチハウスOPENが11時なのでちょうどいい時間だね。

ここで強風注意報が発令され、向かい風に続いてすさまじい横風と砂埃に襲われる。

 

 

湘南海岸沿いを走っているとようやくBianchiの看板が見えた。

海側の道に渡り砂浜に降りてビーチハウスまで砂浜を歩くことに…。

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砂浜の自転車、新たな苦行感ある。

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サイクルラックのある方向と逆側から海岸に下りてしまったため、無駄に砂浜を歩いてしまった。

※内陸側車線から高架下をくぐっていくルートがビーチハウスまでの最短距離。

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目の前までいくと、店員さん数人が出迎えてくれた。

私の他にもBianchローディーが3人。Bianch歓迎ムードが嬉しい。

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Bianchの本気空間!オシャレ!

私はといえば水を何度もかぶり砂埃にまみれながら来たので完全に濡れ鼠状態。

でもいいんだ。BianchiロードバイクBianchiビーチハウスに来たかったんだ。

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店内の物販でビーチハウス限定の迷彩柄のTシャツをゲット。 

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ひととおり店内を見て回ったら、あとはお楽しみのグルメ。

飲み物はやっぱりチェレステドリンクしかないっしょ。

気になるお味は…?ごくごく……グレープフルーツ味!

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うんうん、ライドの後はやっぱりパスタだよね。Bianchiはイタリアのブランドだしね。

 

夏のライドは補給がゼリーとスポーツドリンク、塩分タブレット中心になるので、短時間のライドでも味覚の飽きが早くて辛い。

その分、普通の飯が本気で嬉しい。

強風で上のバジルがひゅーと飛んで行ってしまったが、もっちりな麺と夏野菜たっぷりのパスタは疲れた体にはうれしい限り。

f:id:weststreet:20170715142519j:image 海を見ながらまったり。f:id:weststreet:20170715141812j:image

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 最高の夏はやっぱりここにあった。

 

「…次は…水着も持ってこような…海だし…」

 

長袖、長タイツの自転車フル装備の私(しかも湿っている)、ここに誓う。

 

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Bianchiビーチハウスは、ロッカーもシャワー室も完備。

というか、シャワー室見るまで「海の家」だということを忘れていた。

着替えを持ってきてシャワー浴びてから帰るのでもよかったな〜。

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帰りは逗子駅近くのマーロウでプリンをお土産に買う。

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マーロウのプリンは相変わらず濃厚でクリーミーで大変おいしゅうございました。

 

はぁ〜神奈川県やっぱり最高すぎなんじゃないかな。

早く神奈川に引っ越すしかないな。というか、すでに引っ越すつもりで物件を探している。物件が見つかるまで、しばらくこの辺りに通うことになりそう。

 

ロードバイク8ヶ月目の初心者が富士ヒルクライム完走までにやったこと

 今回は「富士山って自転車で登れるの?」「坂とか登れません」

「フジヒルって時間内完走できるの?」というレベルの超初心者向けです。

ブロンズ取りたいぜ!みたいな人は全く役に立ちませんので…。

 

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ロードバイクを始めて8ヶ月目、Mt.富士ヒルクライムを制限時間内に完走した。

タイムは2時間33分。

女子全体でいうと大体700人中500位くらいだった。

まあこんなものでしょう。

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ロードで毎週末走っている、というと「運動が得意なんですか?」とか「体力あるんですね」と言われるけど、運動をしていたのは小学生まで。

それ以降はずっと文化部だし、社会人になってからもデスクワーク中心。休日はネトゲに勤しみ「今日歩いたの100歩」という不摂生な生活で、毎日熱心にキーボードに打ち込んでいた。

 

それがなぜロード に目覚めたのか…という話はまた後日。

ロードバイクに乗り始めて山にいくまでは「もしかしたら小野田坂道君のようなヒルクライマーかも😌」などと淡い期待を抱いていた。

現実はというと、案の定そんなことは全然なく、山ではチャリを押して登る日々。

絶望しか感じなかった。

 

そんな私が富士ヒルまでにやったことをメモしていく。 

1.プロのヒルクライム講習会に行った

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リンケージサイクリングを運営する元オリンピック代表・田代恭崇さんの講習会に参加した。

脚力も体力もない私のようなタイプは体幹を使って重心の力を借りないと、まったく登れない。

逆にいうと、体幹を意識して使えば、のろのろ運行でも脚と心肺を温存しながらある程度の距離が登れる(速くはない)。

講習では重心とバランスの話が中心だったが、これがロードバイクの基礎だったんだなぁと今ひしひしと感じている。

 

 ヒルクライムの練習がたっぷり取れる人は試行錯誤しながらでもいいと思うが、あまり乗る時間が確保できないという人はプロの指導がおすすめ。

フォームの指導もしてもらえるし、プロのバイクさばきが見られたのも貴重な体験だった。

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2.装備を軽量化した

偶然にも会社にロードバイク(元実業団)☺️🙏✨がいたので、神☺️🙏✨のお下がりのパーツをいくつかもらった。

カーボンホイール(中古) 前後合わせて1400gくらい

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脚周りのパーツ交換は効果がでかい、というのはタイヤ交換ですでに証明済みだった。

しかし、タイヤと違ってホイールは高い。

コスパ最強と言われるゾンダですら5万円と、そこそこいいクロスバイクが1台買えてしまうほどの値段。

ただのユルポタマンがそこまで金をかけるべきなのか?とうだうだ迷っていた矢先にが降臨☺️🙏✨

 

0円でカーボンホイール(合わせて1400gくらい)を譲ってもらえた☺️☺️☺️☺️🙏✨✨✨✨

初期タイヤ(鉄下駄)が大体2000gなので、600gも軽量化したことになる。

600gの脂肪に例えると5400kcal消費分。

カーボンホイールだと普通に買うと安くても10万円前後分。

 

 その効果はというと、ギア3枚分の違いを感じるほどで、富士ヒルのような長距離ヒルクライムでは恩恵しか感じないレベル。

 

経験者からお古のパーツを貰えるだなんて漫画の世界だけかと思っていたけど、現実世界でも起こるだなんて。

神は存在した☺️🙏✨✨✨✨✨✨✨

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軽量サドル

 これまた神☺️🙏✨✨からいただいた軽量サドル。

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黒い方はカーボンサドルで、軽いがカチカチのツルツルで「サドルは添えるだけ」「尻も添えるだけ」の代物である。

神☺️🙏✨も「レースで2、3時間の時に使っていた」というガチ仕様。

つまるところサドルなのに座るものではないサドルなのだ。

サドルの概念が崩壊する話だね。

 

富士ヒルで使うか迷ったけど、

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 と、これから山と勝負しないといけないのに、尻でサドルとも勝負するはめになるので、本番は白いサドルに決定。

私、サドルには座りたいの。

本番ぶっつけになったが、相性は問題なく、尻は不発に終わった。

 

 3.山に登った

ヒルクライムの大会なので、とにかくヒルクライムをした。

と言っても「トレーニング!」という感じではなく、いつも通りの週末のライドを山メインにしただけである。

2月 ヒルクライムの感動を味わった「箱根(国道1号線)」

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なんで2月の寒波の次の日に登ったんや。というツッコミを今でもしてしまう極寒の箱根ライド。

この頃は体幹が弱く、腰が痛くなって何度も休憩しながらなんとか押さずに登りきった。

「箱根登れた!」という事実が嬉しくて嬉しくて、これがなければ富士ヒルに出ようとは思わなかったかもしれない。

後日、友達に箱根(と大湧谷)にチャリで行ったというと「すごい。頭おかしいのでは」と言われたのは良い思い出。今考えてもこの時は頭おかしかった。

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3月 心が折れた「飯能の峠(高山不動尊峠、天目指峠、山伏峠)」

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リアルに山の中で泣いた峠。

「富士ヒル終わったらもう坂には登らない」と天目指峠の中腹で誓った(それくらい辛かった)。

心の根幹が折れると、ヒルクライムそのものを嫌になってしまう可能性があるので、峠の選択は大事だと学習した。

なお、富士ヒルが終わった今、また富士山行きたいな〜なんて気持ちになっているので、人間わからないものである。

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4月 自信がついた「裏ヤビツ峠

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裏ヤビツはそこそこ距離があり(18km)、この頃から富士ヒルの練習を意識しながら登り始めた。

相変わらず体幹が弱くて腰が痛かったが、引き足を使ったり、ももの筋肉を使ったりと、脚の筋肉の使う場所を変えながら走ることを覚えた。気がする。

なお、峠のてっぺんに出店や売店があるかな?とご褒美を期待して登るも「何もない」売店あるけど閉まっている)というのがヤビツ峠の激アツなところ(自販機のみ)。

このへんで、ヒルクライムは「激坂でなければいけるかも」くらいの自信がついてきた。

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4月 経験者の嘘を見抜けた「都民の森」

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「コースの予習をしておくと心構えができて楽(精神的には。肉体は変わらずきつい)」というのが分かってきた頃。

すると、経験者特有の「大丈夫」「余裕」「あと少し」などの嘘も見抜けるようになるが、見抜けた方がいいのか悪いのかは分からない。

  富士ヒルの距離とほぼ同じ25kmなので、富士ヒルも完走はできそう、という気持ちにはなった。

だが、肝心の「3時間15分以内の制限時間」というところに不安が残る。

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5月 何かが壊れた「渋峠

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ローディーなら一度は行きたいと絶景で有名な渋峠ハンガーノックになり、生命の危険を感じた。

ぶっちゃけ、限界すぎて絶景に感動する余裕が皆無だった。

補給、まじで大事。特に山。

補給をミスるとリアルに死ぬ。

これ以降、ライド前はしっかり食べ、ヒルクライムの途中でも空腹を感じたらすぐに補給するようになった。

 

ライド後2週間は、ハンガーノックの影響ですさまじい飢餓感に襲われ、日常生活にも支障がでてしまった。

そしてさらに渋峠雄大な坂のフラッシュバックに苦しむ。

富士山はこのスケール感で斜度がマシで「渋峠よりは優しい」と思えたので、経験として登っておいてよかったなぁ…と今だから思える。

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6月 本番の試走「富士スバルライン

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なぜ2週間連続で富士山に登ることになったんや???

と何度でも叫びたいところだが、結果的にコースがどんなものか分かったし、試走しといてよかった。

そして、何事もなければ制限時間内に完走できることがわかった。

料金所でローディーのパパママに連れられた10歳くらいの自転車に乗った女の子が

「みんな車で登るのずるい…」

と言って帰りたいオーラをモリモリと出していたのが印象的だった。

その気持ち、わかるよ☺️

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食事制限をした

減量というか、今よりも体重を増やさないように気をつけた。

せっかく機材を軽量化しても自分が重くなると意味がないので…。

炭水化物を減らして、タンパク質と野菜中心の生活にしただけだが、案外炭水化物なしでもいけるんだなぁ。

 登った山々のおかげか、体重がある一定値になるとうっすらと腹筋が見えるように☺️

なお、体型はスポーティーになっても全く速くはなっていない。

 

………

 

以上が私が大会までにやったこと…と書くと大げさだけど、楽しく継続的にロードバイクに乗って経験値を稼ぐのが一番だなぁと思った。

 

ヒルクライムは相変わらずきつくて辛いけど、ペダルを回せば確実に前に進むし、前に進めば頂上には必ず到達できる。

この達成感がうれしくて、仕事が辛い時ほどヒルクライムを頑張れてしまった。

 

なお、に「富士山登れました!」と報告したら

「どう?90分切れた?」

ナチュラルに返され、格の違いを感じた。

※本番のタイムは2時間34分

 

尊い☺️🙏✨✨✨✨✨✨

 

 本気勢はこの本でも↓

最速ヒルクライマー8人が教える ヒルクライムテクニック

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【当日編】艦これ加賀さんと走った、Mt.富士ヒルクライム

富士ヒル当日朝。

3時半起床のはずが、別の出走者のアラームが2時に鳴り、早朝(っていうかまだ深夜では)2時に目がさめる。

 朝ごはんにおにぎり2個、プリン、SUPER  VAAMを一気に流し込み、4時半に出発!

 

【前日編】第14回Mt.富士ヒルクライムに出場してきたぞ - ロードバイク辛みのデスロード

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 会場が近づくにつれて、参加者がどんどん増えていく。 

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会場到着後、ものすごい数のローディーに紛れ、迷いながらもなんとか下山用荷物預けを済ませる。

ゼッケンナンバーに従い出走レーンで待機。

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それにしても、曇っていると肌寒い😨

ストレッチをしたり周りをうろうろして、なんとか体温と体力を維持する。

どうも、荷物の集荷でトラブルがあったらしく、開会式がなかなか始まらない。

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 女子レーンで自転車を観察していて気がついたんだけど、

みんないいホイール履いているし(エントリーモデルの人はざっと見てもひとりもいなかった)、サドルやハンドル、ペダルのモデルや色にもこだわりが感じられる。

もしやガチな人が多いのでは…?

え、ちょっと、この大会って「初心者向け」だよね。

 

 ここで気がついた。

ロードバイクは「初心者」の前のランクに「入門者レベル」があるのだと。そして少し前まで自分はそこにいたのだと。

 

 

富士ヒル女子待機レーンの様子。

yura3x3x3さん(@yura3x3)がシェアした投稿 -

 

☺🙏✨のカーボンホイールに履き替えていてよかったと心底思った。

体力も走力も人並み以下の私は、神☺️🙏✨のご加護で富士ヒル本番もクリアしてみせる!

 

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女子レーンはスタート地点から近いため、選抜クラスや開会式の様子が見れるのが楽しい。マスコミ取材もたくさん入っている。 

モデルの福田萌子さんも見かけたけど、めちゃくちゃ足長くて美しかった〜 ✨✨

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 激混みすると噂のトイレだが、女子レーンから離れた場所にあるトイレを使えばほとんど並ばずに使えた。

普通のイベントなら逆になる光景。富士ヒルは男女比率が9:1だし、男性は大変そうだ。

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開会式では片山右京さんも登場。

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 選抜クラスがスタートし、次はいよいよ女子クラスのスタートだ。

 

 

1合目までは後発の男子の追い抜きも相まって混雑のため、ゆるゆるとペースを守りながら登る。

 

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2号目あたりでようやく走りやすい混み具合になってきた。

色んな人の自転車やジャージを見ながら走れるので、試走の時よりもはるかに精神的に楽だ。

自分と近いペースの人を見つけては張り付き、を繰り返してみちみちと登る。

VAAMのおかげなのか、基礎代謝があがったせいなのか分からないが、体のエネルギーがボーボー燃えてアイウェアが曇る曇るw

 

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 まったく記憶にないけど、艦これ加賀さんと一緒にに写った写真が公式に上がっていた(写真は購入したもの)ww

加賀さんミニベロで登っていてすごいし、しっかりカメラ目線なのもすごい!

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試走で筋肉が疲れたら少し休んだ方が走れるというのが分かっていたので、給水所では補給もかねて2、3分の休憩を入れる。

 

3号目あたりから体幹が疲れて腰が痛くなってきた。ここでも無理せず、足つきしてストレッチでしのぐ。

 

 このあたりで、すでにゴールした人(超人クラス)が下山を始めたらしく、下りの人たちとすれ違う。

「がんばれ!」「がんばれ!」と声をかけてくれる人も何人か。

はい、がんばります!!

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3号目過ぎたあたりから、心が無になったので記憶がまったくない。

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己に勝つのきつい。

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 4号目からは我慢で走りきった気がする。

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 計測音を聞いて、ようやくゴール。

 

さて、富士山は登ってからがある意味本番だ。

 「寒い!」

汗だくで登った上にこのあとはダウンヒルも待ち構えている。

 試走の時は、あまりに寒くて下りの途中から震えが止まらなかった。

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下山用荷物を回収して、冬用ウェアに着替える。

到着時点ですでに下山用の長蛇の列が出来ていたので、下るまでにも寒さに耐えないといけない。

 

万が一のために、と用意してた貼るカイロ3枚ともいきなり使うことにした(そして貼ってよかった)。

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↑下山用装備。ジャケットと冬用グローブを重ねただけだが、汗に濡れたインナーを着替えれば良かったなと思った。

 

心配していたカーボンホイールの下りも、空気圧を抜いておいたおかげか(このハックも神に教えてもらった)、危ない思いをすることなく無事に済ませることができた。 

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さてさて、富士北麓公園に到着すると、待ち構えているのは出走者にふるまわれる吉田うどん 。

しょっぱい出汁とわかめの塩分が染み渡る〜。

ヒルクライムの後のB級グルメほどうまいものはない☺️

 

なお、本番のタイムは2時間34分と、試走の時よりも13分ほど速かった。

もっと練習すれば伸びそうではあるが、タイムを求めはじめると何かを失いそうな予感が(お金とか、体力とか、ゆるい楽しみとか、お金とかお金)。

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帰宅したら、私の不在に怒り心頭💢な犬にビンディングシューズを囓られてしまった。

普段は見向きもしないのに、私が自転車で出かけた時だけピンポイントで狙ってくる犬よー。その靴だけはやめて…。

 

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なお、ホイールに加えて神から軽量サドルをいただき、本番で使用。

今回はさすがにホイール、サドルともに軽量化の恩恵を死ぬほど感じた!

神☺️🙏には感謝しかない✨✨✨✨✨

 

なお、古いサドルは犬が使ってる(この写真も怒っている。私が自転車を愛でると怒る犬)。

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【前日編】第14回Mt.富士ヒルクライムに出場してきたぞ

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富士ヒルエントリー開始日(3月)当日

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「富士ヒルエントリーできるか試したら出来てしまった。出よ?

 

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「え…なぜ…」

 

坂も山も好きではない私が富士ヒルにエントリーした理由。それは富士山に行くきっかけが欲しかったから。

そして、「制限時間(3時間15分)内に走れた〜^^!」と言えればよかった。

 

坂シャブなのにレースにはまったく興味のないK氏「大勢で山を登る意味がわからない」「くそな走り方してる人がいるとだるい」など大量に文句を垂れ流しながらもエントリーを果たす。

大会前週…

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「富士ヒル出るなら、試走は絶対しておいたほうがいいです。何度も言いますが(本当に何度も言われた)、試走しておきましょう」

 

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「え…なぜ…(この人やる気満々では)」

 

というわけで、前週に富士ヒルと同コースの富士スバルライン25kmを走り、神☺️🙏✨からもらったカーボンホイールのおかげで大会制限時間をクリア(タイム2時間47分)した。

ただ単に富士山に行ければよかった私、大会前週に目的を果たしてしまう。

 

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「なぜ…なぜ、2週間連続で富士山に自転車で登らなければならないのか…」

 

試走して分かったが、東京から富士山は日帰りで余裕で行ける距離だった。

富士山はなんとなく遠いところにあると思い込んでいたが、全くそんなことはなかった。

 

試走で満足してしまったので、大会当日はちょっとでも天気が悪ければ前日にブースを見て、当日は富士急ハイランドで遊んで温泉入って帰ろ☺️と思っていた。

 

そして、天気予報では大会当日は曇りのち雨。出発前夜まで大会に出て走る気ゼロ。

 

だが、どうも思っていたより天気が悪くならないらしく、前日に富士ヒル出走を決定した。

大会前日、富士吉田町で「吉田うどん」を堪能する

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富士ヒル用の特急列車が出ていることを知らず、さらに私が遅刻をしたため3時間かけて富士吉田町に到着。

自転車に乗り始めて何度も富士山の景色を拝むようになったが、相変わらず富士山が見えるとテンションが上がる。

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牧歌的な雰囲気の富士吉田駅

名物の吉田うどんを食べてみようということになり、うどん屋「ひがしうら」に向かう。

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そのまんま民家がうどん屋になったお店。内装が香川のうどん屋によくあるスタイルで、奥の台所から出汁の香りが漂ってくる。

懐かしい…。おばあちゃんちの昼ごはんでうどんが出てくるときってこんな感じだったなー。

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肉てんぷらうどん。かつお出汁のあっさり風味。

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麺はコシがとにかく強いく、なんというか低反発マットを噛んでいるみたいな歯ごたえw 讃岐うどんのもっちりの食感とは全然違う。小麦粉の風味が強めで、うどんそのものを味わうというよりも、キャベツや肉と合わせて食べるもの、といった感じだ。

富士山近郊は景色もよく、のどかで自転車で行くのにちょうどいい観光地だ。

会場「富士北麓公園」でエントリー

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富士ヒルのエントリーは前日に済ませないといけない。当日のスタート地点となる「富士北麓公園」まで約6kmの坂道を登る。

駅を出てからずーっと勾配4〜5%の坂道🤗

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公園までの道は、ドストレートの長ーーーい坂で、メンタルを殺しにくる。

ある意味ここまでの道のりのほうがレースコースよりもきつい。

この日の気温は28℃。暑さと渋峠のトラウマから、すでにグロッキーになる。

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14時頃に会場に特着したが、ものすごい数の自転車!!あーきたよ、日本一の自転車イベントにやってきたよ!!

エントリー手続きは並ぶことなくすぐに済んだので、出展ブースをのぞくぞ〜!

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 ヒルクライムの補給食でマイブームなのが「あんぱん」。おぎのパンのブースで早速2個購入。あんぱんの糖分はめっちゃ元気でるんだよね〜☺️

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 大会の先導車をつとめるメルセデスベンツ

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今治市の出展も。しまなみ海道また行きたいな。 

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いいえ‼️

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神☺️🙏✨からもらったホイールもこれくらいの重さなんだよな〜、ということは買い換えるとすると…。

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雰囲気にのまれて、こういうところで高い機材を買ってしまいそう。

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 目当てのRaphaのブース。限定キャップが欲しかったが、すでにサイズがなかった😭

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 Bianch!OLTREとSPECIALISSIMA、かっこいいなー。試乗ができたが、いいバイクに乗るとあとが辛いので今回はパス!なお、出走者で普通にこれらに乗っている人がいた。

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 一通り見て、ステージ前で富士やきそばmgmg。屋台のやきそばって異様にうまいんだよな〜。

謎のサプリメントをジャラジャラと広げているおじさまと同席した。そうかあ、みんな体内から大会の対策しているんだなあ。

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富士ヒルタペストリー。よく見ると今回の出走者の名前がすべて刻まれている。

自分の名前は見つけられなかった😊

宿に戻り明日の準備へ 

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 今回の宿はAirbnbで予約した古民家カフェに併設された新築のペンション。

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シャワー、台所は共用で基本自分ですべてなんとかする。必要以上にもてなされないのは心地いい。洗濯機も乾燥機もついているのも自転車旅人にとってうれしいところ。

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 フリースペースからは富士山の眺めが。

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 近場で夕飯になる場所を探す。どうもカレーがおいしい居酒屋があるらしい、ということでてくてくと徒歩で向かう。

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田舎のサラダは野菜の新鮮さが半端ない。これまで食べたセロリの中で一番新鮮でうまかった!

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ココナッツカレーうまーーーー!昼間に失った塩分をしっかり補給だ〜。

 

自転車の展示も楽しみ、グルメも景色も観光も十分楽しんだので

「もう明日出なくてもいいのでは…?」

あとは温泉に入れればもうそれで…。

と5回ほど思ったが、なんとか思いとどまる。

宿に戻ってゼッケンを取り付けたり、下山の装備を整えたりと準備をして、夜10時に布団にIN。

ここで「うわー本当にヒルクライムの大会でるのかー」と実感が湧いてきた。

明日は3時半起きだー。

 

後半に続く。

カーボンホイールを会社で取り付けてもらった話

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子供だとサンタさんからプレゼントをもらえるけど、大人になってもチャリに乗っていればプレゼントがもらえるんだよ。

なんと、カーボンホイールをもらったよ。神様からの贈り物かな?

事の発端

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←神「使わないカーボンホイールあるけど、いる?」

 

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 「!?私のような雑魚にカーボンホイール…使いこなせるのでしょうか!?おお神よ、我らに与えたまえ。変えることのできないものを受け入れる平静さを。変えるべきものを変えるだけの勇気を。そして、変えられることと変えられないことを見分ける知恵を(ほしいです)

 
f:id:weststreet:20170531232601p:plain渋峠登ってるくらいだから、いけるでしょーw カーボンは熱に弱いからノンブレーキでダウンヒルできる人向けね。ずっとブレーキかけてると熱でダメになるから」

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「????(ノンブレーキでダウンヒル???????)」

 

このあと色々説明を受けたけど、御言葉が尊すぎてよく理解できなかった。

神は元実業団に所属していたヒルクライマー。技術も知識も一流であり、平民の私とは格が違う。

 

とにかく、カーボンフレームってこんなもんなんだなーと分かればいいよ、ということでありがたく頂戴することに。

しかも取り付けまでやってくれると…!ジーザスクライストー!(※神画像はセト神)

取り付け日は雨

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 はい、雨女の私。

取り付け日は雨だったので、通勤時間に輪行

当たり前だけど人が多くあまりに乗れなくて電車3本見送った。同じ車両にいた人、雨で不快な上にでかい荷物積み込んですみません…。

 夕刻になっていざ取り付け

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 神の「ブログに書きなよ」との思し召しにより、撮影のためオフィスで取り付け作業をすることに。

社内の自転車乗りHさんとブチョーも様子を見に来た。

 

ロードバイク軽!ホイール軽!」

 と言われるたびになんだか誇らしい気持ちになってニヤけてしまう。

ブチョーは昔バイクに乗っていたらしく、興味津々。ぜひ家庭内稟議を通してロードバイクを買ってほしいなぁ。

 

同僚からは「この自転車5万円くらい?」と言われて、思わず襟首を掴みそうになってしまった。

だめだめ、これが普通の感覚なんだよ。ちなみにその5倍だから!

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 作業台がないため、一時的にハンガーラックをお借りすることに。

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鉄下駄(今のホイール)から、スプロケットを外す(神が)。

このナイフみたいな凶悪そうな工具が、自転車にしか使わないという噂の「スプロケット抜き工具」かー。

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f:id:weststreet:20170531232601p:plain「こういう時が掃除のチャンスだからね。ウェスタオルがないときはキッチンペーパーでも代用できるから」

 

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「(自転車ハック!尊い☺️🙏✨✨)」

 

 

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 社内のチャリダーHさんも手伝ってくれる。

 機材オンチの私、見てるだけ。

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 カチャカチャとスプロケットが積み上がっていく。

 組み終わったら一旦空気を注入だ。

自分では輪行時にタイヤを外すくらいなので、ここまで細かいパーツまで分解される姿を見るのはなかなか新鮮なものが。

 

タイヤはチューブラーだが、チューブラーを使うのももちろん初だ。

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チューブラーには「シーラント」というパンク防止剤を入れるらしい。

で、この「シーラント」を入れる道具として100均で売っている注射器を使えばいいよ、とこれまた神からありがたいチャリハックを教えてもらった☺️🙏✨✨✨

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 注入して、バルブを締める。

タイヤの圧は最低8(高っ!)。

ダウンヒルのときは少し空気圧下げるといいよーと教えてもらった(尊さ🙏)。

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一方、私はHさんの指導のもと、ブレーキシューを交換する。

ねじをはずしてはめ込むだけ、と意外と簡単じゃーん、と慣れない手つきでドライバーをくるくる回しはじめると…

 

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 「はい、ダメっ!!!ネジは7:3!!!!押す力7、回す力3!!!」

 

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「ふぁいっ!!こうですか先生(ぎゅー!くるくる)」

 

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「そうそう、さっきと全然違うでしょ?力で回すとネジがばかになっちゃうからね」

 

教育的指導をもらい、私のメンテ力が1あがった。

なお、リアのブレーキシュー(5000円)は神からの贈り物。もう神の住む方向に足を向けて寝られないよぉ…😖

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 まごつきながらブレーキシューを交換している間に、ホイールが組み上がった。

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かかかかっこいいいいいーーーーーー!

 ディープリム!かっこEEEEEEE!

 

一度プロに見てもらった方がいいよ、とのことで、この後ショップに持ち込んで状態をチェックしてもらった。

 

店員「このホイール存じ上げないですが、悪くないですね。ただ古いので、次のホイールのつなぎとして考えたほうがよさそうです」

おおう、やはり近々買い替えは必要なのね。

試走してみたぞ!

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 早速週末につくばで試走。

 

・漕ぎ出しがギア2枚分くらい軽い

・回転数をあげるのが楽

・ラチェット音「ジーーーーー」がカッコイイ!

・ゆるい下りでちょっと「ぐんにゃり」を感じた

・ブレーキ「ギャイイイイイイン(高音)」

・軽すぎて、いつもより向かい風がつらい

・めちゃくちゃ速くなるわけではない(知ってた)が、速度を上げるのは楽

 

軽すぎて、もう元に戻れないどころかアルミホイールに交換することすら不安なレベル!

次に買うホイールは軽いもの(高価)しかありえない、圧倒的沼、沼、沼!自転車沼の禁断のステージにまた一歩踏み込んでしまった!

 

 

やはり軽さは正義だなあ。元の自転車に比べたら600gは軽くなっているはず。

これで富士ヒルも完走できるかも!?(とか言っておいて完走できなかったら笑う…機材のせいにできない)